過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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437:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:00:26.96 ID:VbLv+hVIo

 そう。彼女が人のために祈り、それを後悔したのならば。

 さやかは見せてやらなければならない。

以下略



438:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:00:53.64 ID:VbLv+hVIo

 二人の会話を黙って屋根の上で聞いていた神裂は、ギリッ、と音が出るほど奥歯を噛んだ。
 なぜこうなってしまうのか。
 彼女達はただ、願っただけだというのに。
 生まれつき人の身に余る才能と幸運とをその身に宿した聖人は、しかし無力だった。
以下略



439:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:01:25.63 ID:VbLv+hVIo

――早朝 通学路

「この辺りにも貼っておくか……」

以下略



440:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:02:21.79 ID:VbLv+hVIo

 などと思考を働かせていると、視界に二人の少女が入ってきた。美樹さやかと志筑仁美だ。

まどか「さやかちゃんも仁美ちゃんもおはよー!」

以下略



441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:02:48.50 ID:VbLv+hVIo

 ステイルの視線の先には、上条恭介の姿があった。

まどか「あ、上条君だ」

以下略



442:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:03:19.17 ID:VbLv+hVIo

――教室

中沢「上条、まだ腕治ってないんだろ? 良いのかよ出てきて」

以下略



443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:03:45.70 ID:VbLv+hVIo

クラスメイトA「この腰についてるデジタル時計は?」

 腰に取り付けてある、小さなポケベルのような機械を指差してクラスメイトが言った。
 今度はなぜか困った表情を浮かべて、恭介も首をかしげながら、
以下略



444:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:04:12.28 ID:VbLv+hVIo

ステイル「あの医者め……」

 悪態をつきながらも、ステイルは微かに笑みを浮かべた。
 昔のような一人の医者という立場と違って、今の彼は学園都市の医療関係、その最前線かつトップを兼ねている。
以下略



445:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:04:38.92 ID:VbLv+hVIo

 恭介は初めかなり驚いていた様子だったが、事態を把握すると机にもたれかかり、
 杖を収納させて右手をステイルに差し出してきた。

恭介「じゃああなた……いや、君のおかげなんだね。ありがとう、本当にありがとう!」
以下略



446:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:05:05.06 ID:VbLv+hVIo

――ホームルームが終わると、あたしは足早に学校を立ち去ろうとした。
 恭介のことは気になったけど、正直、今のままじゃ何話したら良いのかも分かんないから。
 気を利かしてくれたのか、恭介と中沢の2人と話し込んでいるステイルに内心感謝。

以下略



447:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/04(木) 19:05:32.60 ID:VbLv+hVIo

――学校帰りの学生でごった返してるかなーと期待していたが、喫茶店は思ったよりもがらんとしていた。
 カエルの刺繍が入った帽子を目深に被る、私服姿の短髪女子がいるぐらいか。
 確かに見滝原中学の学生は基本真面目な人が多いけど、なにも今日真面目に下校しなくても……

以下略



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