過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:42:43.88 ID:4bj7PFf6o

 彼の知る“少年”は“友達”が単なる『物理現象』だと知って多少動揺したものの、
 恩師の言葉を受けてその身を奮い立たせ、友達のためにシェリー=クロムウェルに立ち向かったという。

 例え物理現象の結晶だとしても、その友達に意思があるのであれば。
以下略



498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:43:10.05 ID:4bj7PFf6o

 そして。

 今日も。

以下略



499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:43:41.53 ID:4bj7PFf6o


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『あの竜の形の触手は厄介だが、僕の魔術があれば安心して近づける。とりあえず君は守りを――』
以下略



500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:44:35.00 ID:4bj7PFf6o

――圧倒的なまでの自己治癒能力と痛覚を遮断した“強襲戦術”によって、さやかは魔女を圧倒。
 ステイルの手を借りず、杏子の助けも跳ね除け、力押しによる一方的な蹂躙をもってして魔女を討伐した。

まどか「さ、さやかちゃん……!?」
以下略



501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:46:04.01 ID:4bj7PFf6o

 さやかの身体に巻きついたカードから、炎が溢れ出た。

さやか「ひぃ!?」

以下略



502:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:47:04.31 ID:4bj7PFf6o

 ぎりぎりと火花を散らす二人を尻目に、ステイルは困惑しているまどかに近づいてそっと問いかける。

ステイル「美樹さやかのソウルジェム、どれだけ穢れていたか覚えているかい?」

以下略



503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:48:07.61 ID:4bj7PFf6o

――時を同じくして、その様子を建設途中のビルから眺めていたほむらはうんざりした顔で舌打ちをした。

ほむら「無駄なことを……どうせさやかは……」

以下略



504:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:49:23.09 ID:4bj7PFf6o

 シェリーの言葉を頭の中で吟味しながら、彼女は拘束が若干緩いことに気がついた。
 甘いのか、優しいのか。いずれにせよ、これを見逃すほどほむらは愚かではない。

ほむら「手榴弾って知ってるかしら?」
以下略



505:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:51:02.52 ID:4bj7PFf6o

 その背中目掛けて、魔術もなにもかもをかなぐり捨てたシェリーが右の拳を繰り出した。
 だがほむらは紙一重でそれを回避すると、続けざまに繰り出された肘鉄をあっさりと右手で受け止める。
 そのまま軽く捻って、押しては戻し、足払いをかけて再び地面に這い蹲らせた。

以下略



506:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:51:28.85 ID:4bj7PFf6o

ほむら「魔法少女は、魔女になる」

 はっと息を呑む音がする。
 建材の影に身を潜めている修道女――オルソラ=アクィナスから漏れたものだ。
以下略



507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/07(日) 01:52:14.33 ID:4bj7PFf6o

――おかしい。こいつらは妙だ。

 レイピアや日本刀、メイス、ハルバード、ロングソードに短剣などなどレパートリーに富んだ天草式の得物を槍で弾きながら、
 杏子は彼らの動きの中に盛り込まれた違和感を嗅ぎ取っていた。
以下略



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