過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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2011/08/23(火) 23:18:42.04 ID:hjeVn6zLo
杏子「なんだこりゃあ……」
異形と呼ぶに相応しい空間の中で、杏子は目の前に佇む巨大な魔女を睨みつけた。
魔女の上半身は西洋の物語に出てきそうな騎士のそれで、その下半身はおとぎ話に出てくる人魚の尾で構成されている。
羽織ったマントをなびかせ、首下に結ばれた可愛らしいピンク色のリボンがふりふりと揺らしながら。
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2011/08/23(火) 23:20:06.39 ID:hjeVn6zLo
――さがって
杏子たちの周辺に降り注がれようとしていた車輪が突然粉砕した。
その事実に戸惑いながらも、声のした方へ振り向く。大型拳銃を手にした暁美ほむらが立っていた。
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2011/08/23(火) 23:20:57.61 ID:hjeVn6zLo
――結界から抜け出た二人は、そこでほむらに待っているよう言われたまどかと出会った。
事情を説明すると彼女は大粒の涙を目に浮かべてさやかの身体――正真正銘の死体に縋りつき、嗚咽を漏らしている。
ほむら「あの子は誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく」
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2011/08/23(火) 23:21:26.24 ID:hjeVn6zLo
二人の会話を聞きながら、ほむらは踵を返すとその場を立ち去ろうとする。
だがその途中で汗をびっしょり流したステイルと顔を会わせ、仕方なく彼女は立ち止まった。
ほむら「遅かったわね」
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2011/08/23(火) 23:22:00.34 ID:hjeVn6zLo
QB「分かるかい? 呼びかけようと、涙を流そうと、血反吐を吐こうと、魔女は魔法少女には戻らないのさ」
ステイル「だが! もし何らかの方法で希望を満たすことが出来れば!」
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2011/08/23(火) 23:24:19.51 ID:hjeVn6zLo
……一方的に同情どころか失望までされたステイルはというと。
物言わぬさやかの死体を前にして、無表情のまま立ち尽くしていた。
傍目から見れば、自身の無力さを嘆き、呪っているように見えたかもしれない。
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2011/08/23(火) 23:25:16.99 ID:hjeVn6zLo
――イギリス 聖ジョージ大聖堂
?????「はい、こちらは聖ジョージ大聖堂ですが」
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2011/08/23(火) 23:26:12.14 ID:hjeVn6zLo
レイチェル「ミィキ……っほん。美樹さやかが魔女になったそうです」
ローラ「……そう」
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2011/08/23(火) 23:26:44.21 ID:hjeVn6zLo
ローラ「……ぷっ」
ローラ「くっ、くくくく……ふふふ!」
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2011/08/23(火) 23:27:55.06 ID:hjeVn6zLo
――舞台は見滝原市に移る。
真夜中の線路は、イギリス清教に所属する修道女や魔術師が行き交いにわかにごった返している。
せっかくいらぬ覚悟をしてまで啖呵を切ろうと思ったのに空振りに終わってしまったステイルは、
やや肩を落として気絶している恭介のすぐ近くまでやってきていた。
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