過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:41:44.27 ID:A1e8z63Fo

まどか「うん、上条恭介君っていうの。知ってる?」

 恭介。下の名前は似ても似つかない。
 自身の勘違いを恥じながらステイルは首を横に振った。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:43:46.60 ID:A1e8z63Fo

――一方その頃、見滝原市のちょうど隣に位置する街に。
 夕方特有の空気には不釣合いな、緊張の糸を張り巡らせた集団がとあるビルの屋上に屯していた。
 イギリス清教の下部組織に値する形で活動している天草式十字凄教の面々だ。
 彼らは“とある少女”を観察すべく、そこに集結していた。
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88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:46:44.43 ID:A1e8z63Fo

 しょんぼりと肩を落とす五和を無視して、険しい表情のまま建宮は手に持った双眼鏡を覗き込んだ。
 先ほどと変わらず、依然として人気の無い路地裏が写るだけだ。

 そのまましばらく双眼鏡を構えたままでいると、不意に後ろから声がかかった。
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89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:47:16.95 ID:A1e8z63Fo

神裂「おや、出てきましたね」

 双眼鏡も何も持たない神裂が、700m先の路地裏から出てきた赤い髪の少女――佐倉杏子を見て呟いた。

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90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:48:00.62 ID:A1e8z63Fo

 腰に携えた2mの日本刀、七天七刀の鞘で建宮の頭をぶっ叩きながら、
 そうやっておちゃらけることが彼なりの仲間に対するフォローなのだと考え、神裂は頬を緩めた。
 自分がいなくても、彼らはやっていける。
 一年前、『後方のアックア』と対峙した時のように、再び一丸となって戦いに挑む日はもう来ないのかもしれない。
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91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:48:50.29 ID:A1e8z63Fo

――700m離れたビルでそんなやり取りが行われているとは知らず、佐倉杏子は苛立たしげに土を蹴った。

杏子(魔女は出ねーし、ストーカーおびき出そうとしてわざわざ使い魔の結界の中に隠れても尻尾出さねーし)

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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:49:19.20 ID:A1e8z63Fo

――夕方の病室

さやか(……よし、行くぞ!)

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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:50:30.59 ID:A1e8z63Fo

――舞台は猫の目のようにころころと移り、どこぞのアパートに。

ステイル「ご馳走様……いやはや、日本のコンビニは馬鹿に出来ないね……」

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94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:51:06.57 ID:A1e8z63Fo

――結論から言ってしまおう。ステイルの働きは徒労に終わってしまった。

 同じ時間帯に行われていた魔法少女体験コースの道中に、件の使い魔が駆除されたからだ。

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95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:51:46.84 ID:A1e8z63Fo



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96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 00:52:21.04 ID:A1e8z63Fo

マミ「――考える余裕さえ、無かっただけ。後悔してるわけじゃないのよ。あそこで死んじゃうよりは良かったと思ってる」

マミ「キュゥべぇと一緒にいられるし……ただ選択の余地がある子には、私と同じ思いをして欲しくないの」

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