2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:14:56.99 ID:cERe2Nkx0
その道は、柔らかな照明が溢れている。暖色で纏められたマットや壁紙には、きっと心をこめて選んだのであろうと思わざるを得ないような、愛情や慕情が感じられた。それはいささか過剰にも思えたが、まあ悪くは無い。
その”愛情”に向け、一方通行はぶっきらぼうに呼びかける。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:15:32.81 ID:cERe2Nkx0
キッチンに入ると、すでに食事が用意されている。サラダや汁物、飲み物やご飯と共に、コロッケが二人分テーブルに置かれていた。この量の料理を、この小さい少女が一人で作ったわけではないだろう。彼女にはその知識も無ければ、経験も手際も無い。
「番外固体は今日はいねェのか?」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:16:09.11 ID:cERe2Nkx0
「いただきまーす!」
「・・・おい、頭巾取れ。行儀悪ィだろ」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:16:38.28 ID:cERe2Nkx0
それを聞いて、少女は傍目にもわかるほど旨を撫で下ろす。
先ほどは「食えるのか?」なんてことを言ったものの、実際のところこの料理はそんな壊滅的なものではないだろう、とは思っている。見た目は変ではないし、たぶん結構多くの部分を番外固体が手伝っているだろう、という予測もあった。少女が料理をし始めたのはごく最近だったし、先ほどまで彼女が居たと、少女が言っていたからだ。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:17:15.36 ID:cERe2Nkx0
しかし、その日は妙に”それ”が多かった。
「・・・ちと入りすぎじゃねェのかァ?」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:17:44.50 ID:cERe2Nkx0
つばに塗れた髪の毛が、皿の上に溜まっていく。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:20:01.86 ID:cERe2Nkx0
……。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/07/28(木) 23:20:47.21 ID:bdty44t90
番外固体→番外個体
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/28(木) 23:21:05.71 ID:BlFvxbkV0
怖ぇぇぇぇぇぇぇぇ
支援
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/28(木) 23:21:25.57 ID:EFyMweuJ0
空気をぶち壊すが
個体だぞ。固体じゃない。
あと期待してる。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/07/28(木) 23:22:46.73 ID:cERe2Nkx0
…やべまじでミスった。
シリアス系で誤字脱字とか最悪ですね。
474Res/235.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。