1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/03(水) 02:09:20.95 ID:UwF03LhU0
「ちょっ、待って」
左手を強く引かれて、靴の片方がひっくり返っているのを気にしながら階段を駆け上がる。
リビングに辿り着くなり身体ごと押されて、もつれ合うようにソファに倒れ込んだ。
「ちょっと、待ってってば、ねえ、まっ……!」
馬乗りになった彼女に唇を塞がれて、言葉を奪われる。
ひょいと外された眼鏡の行方は、多分またソファの背もたれの上だろう。
噛み付くような激しいキスに呼吸が乱れて、
たまらず開いた唇の隙間から柔らかな舌が滑り込んできた。
「……んっ、……ん」
「……っ、すきっ……、のどか、ちゃんっ、すき……!」
彼女は両手で私の頬をがっちりと押さえて、
忙しく舌を絡ませながら、吐息を漏らすように私の名を呼ぶ。
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