227:1[saga]
2011/10/30(日) 12:10:53.98 ID:vrMS+f+W0
「さっきから私ばかり食べているわ。このままだと、まどかの食べる分が無くなってしまうわよ」
「え? ……ん〜、まだちょっと多い気がするけどな〜」
「それに、貰ってばかりで、なんだか悪いわ」
そう言うとほむらは、まどかに自分のサンドイッチを差し出す。
「コンビニで買ったもので申し訳ないけど、一つどうかしら」
まどかはサンドイッチに手を伸ばそうとするも、
「ありがと、ほむらちゃん。でも、これはほむらちゃんが食べて」
ゆっくりと手を引いた。
「いいの?」
「うん。気持ちだけ貰っとくよ。
それに、ほむらちゃん、買ってきたのってサンドイッチだけでしょ?
わたしが貰っちゃったら、ほむらちゃんの分が無くなっちゃうよ」
「そう? 私も結構な量を、まどかから頂いているのだけど」
「大丈夫だよ。わたしのお弁当、まだこんなに入ってるし。
それよりほむらちゃんだよ。サンドイッチだけじゃ栄養が偏っちゃうよ。
はい、じゃあ、次はこのポテトね。あ〜〜ん」
ほむらは何か違和感を覚えたが、まどかの笑顔と美味しそうな料理の誘惑には勝てず、流されるまま、まどかの好意に甘えることにした。
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