過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
1- 20
547:1[saga]
2012/03/04(日) 15:52:10.36 ID:7s5pwasZ0

 今にも泣き出しそうなまどかを、ほむらは優しく抱きしめる。
 まどかは突然の抱擁に驚いた。

「……ふぇ?」

「まどか、本当にごめんなさい。とても辛いことを話させてしまったわね。
 大丈夫よ。私は絶対に貴女を嫌ったりしないわ」

「……ほむらちゃんは、わたしの話、信じてくれるの?」

「ええ、当たり前よ。だって----」

 ほむらは体を離し、笑顔を浮かべ、まどかと視線を合わせる。

「----私達は、前世では恋人どうしだったんですもの」

 まどかは一瞬目を丸くした。
 そして、すぐに笑顔になる。

「ほむらちゃんったら、またそんなこと言って……。
 そういうこと言ってると、せっかくの美人さんが台無しになっちゃうよ?」

「ふふっ。私の容姿なんて、まどかの愛らしさに比べれば大したことないわ。
 それに、私はまどかさえ傍に居てくれれば、それでいいの」
 
「うんもう、ほむらちゃんったら……」

「あら、私は本気よ?
 なんなら----今すぐ証明して見せるわ」

 そう言うとほむらはまどかの肩を抱き、目を閉じて、そっと顔を近づけていく。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice