46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/09/11(日) 18:59:24.36 ID:JLg6k+zEo
梓「切れちゃった……はぁ、1人で行けだなんて無茶言ってくれるよあの人は……」
梓「まあ、とにかく行ってみよう」
――――――
――――
――
梓(サーフボードがいっぱい置いてある……マリンスポーツ関係のお店なのかな)
梓(入り口開けっ放しだ。中に入っていいんだよね?)
梓「あのぉーすいませーん……」
店内に入った私は小さな声で呼びかける、が返事はない。
どうみても聞こえるような大きさの声じゃない、覚悟を決めて大声で呼んでみよう。
梓「すみませーん!!」
「はーい」
今度は声が聞こえたのか、女の人の返事が返ってきて、奥から1人の女の人が出てくる。
赤い眼鏡をした人で、私とそんなに歳が離れていないようないでたちだ。
梓「突然すいません。私、中野という者ですけど平沢唯さんから私宛に荷物が届いているかと」
和「へぇー、あなたが唯の言ってた梓ちゃんね。ちょっと待っててね」
そう言うと、その眼鏡の人は店の棚から1つの小包を持ってきて手渡してきた。
和「ふふっ、全く唯もなかなか隅に置けない子ねぇ……はい、どうぞ」
梓「ありがとうございます」
和「唯によろしく言っておいてね」
梓「はい」
それだけ言うと、眼鏡の人は店の奥へ戻っていこうとした。
ここで私も帰ればいいのに、何故か呼び止めてしまう。
それは、どうしても訊いておきたいことがあったから。
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