過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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588:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:35:22.31 ID:NBEw0/VLo

 強引に通話を断ち切ると、片っ端から携帯電話に資料を保存していく。
 そして手際よく添付してメールを送り終えると、ふたたび一方通行はため息を吐いた。

「オマエらがやろォとしたのは魔術によるソウルジェムの解放。魂の肉体への帰化
以下略



589:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:36:57.98 ID:NBEw0/VLo

 後ろを振り返る。
 体に繋がれていたチューブを取り外し、自由になったレイチェルと視線が交錯する。
 彼女は黙ったまま頷いた。

以下略



590:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:37:28.11 ID:NBEw0/VLo

 ――そんな様子を、割れたステンドガラスが嵌めてあった枠にぶらさがって覗くものがいた。

 『明けの陽射し』のボスであるレイヴィニア=バードウェイと、その部下のマーク=スペースである。
 ロープで結ばれたマークの背に抱きつきながら、バードウェイは邪悪な笑みを浮かべる。
以下略



591:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:38:12.66 ID:NBEw0/VLo

バードウェイ「まっ、その時はその時だ。それにしてもあいつら、本当にソウルジェムを元に戻せるのかね」

マーク「……どちらにしても我々に影響は無いのではなかったのですか?」

以下略



592:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:38:47.91 ID:NBEw0/VLo

 ――舞台は見滝原に戻る。

建宮「ああそうだほむほむ。お前さんに渡すものがあったのよな」

以下略



593:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:39:20.68 ID:NBEw0/VLo

ステイル「準備は良いかい?」

 穴だらけの法衣を着直しながらステイルは一同に振り返って尋ねた。
 誰も彼もが傷だらけで準備万端な風には見えないが、それでも彼らは笑みを浮かべて頷いて応えた。
以下略



594:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:39:49.65 ID:NBEw0/VLo

 そしてすぐ後ろで幾人かの修道女に看護されている神裂とシェリーを見る。
 彼女らという大きな戦力を失った今、これ以上の消耗は敗北を意味している。
 要塞からの支援砲撃と天草式の『切り札』、自分の全生命力を費やしたところで勝てるかどうかは疑わしい。

以下略



595:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:40:36.01 ID:NBEw0/VLo

――そして。

ローラ「ようやく参りたわね」

以下略



596:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:41:50.22 ID:NBEw0/VLo

――そうして。


 ローラは一歩前に踏み出した。
以下略



597:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/17(火) 01:44:52.63 ID:NBEw0/VLo
以上、ここまで。
投下量が多すぎ笑えない。
そしてくだらない伏線が多すぎて多すぎて回収するのも一苦労……俺得ですけどね!

次回の投下は、今月中……にしたいところですが、現実の事情でどうなることか。
以下略



598:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/01/17(火) 12:21:49.94 ID:rh/rJglVo
乙!


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