過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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871:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:56:52.91 ID:HhynQx1uo

「皆みたいに諦めずに頑張ればきっと奇跡なんて必要ないって、私はそう思うの」

 言葉を紡ぎながらこれまでに出会ってきたたくさんの人の顔を思い浮かべる。
 赤い髪のステイル、破廉恥な格好の神裂、眠そうなシェリーや建宮、五和、香焼……
以下略



872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:57:24.42 ID:HhynQx1uo

「君は……」

 一瞬、気のせいかとも思ったが、やはり違う。

以下略



873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:57:48.68 ID:HhynQx1uo

「……あはっ」

 ようやく口に出せた言葉は、もはや言葉の体を成していなかった。
 ただ自分の気持ちを素直に表すことの出来る物。
以下略



874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:58:15.12 ID:HhynQx1uo



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以下略



875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:58:42.13 ID:HhynQx1uo

 ――覚えている。

 彼女の言葉は、今でも翳ることなくしっかりと心に刻まれている。

以下略



876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 01:59:08.61 ID:HhynQx1uo

「マミさんの気持ちを無駄にしないためにも、私は私のままほむらちゃんを助けたい」

「……魔女の攻撃はとても重い。あの魔女がどのような性質を持っているかは分からないけど――」

以下略



877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 02:00:06.19 ID:HhynQx1uo



「お待たせ、ほむらちゃん」

以下略



878:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 02:00:31.73 ID:HhynQx1uo

 ――訪れていた『それ』に耳を傾けていた土御門は険しい表情を作った。

「チッ、ノイズが酷い。まさかとは思うが死んじゃいないだろうな」

以下略



879:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 02:01:17.35 ID:HhynQx1uo

 そんな皮肉に対し、声の持ち主――全身包帯だらけの神裂とそんな彼女に肩を貸す血と泥にまみれたシェリー。
 彼女ら二人は体に掛かる負担と苦痛を押し殺したような苦しい表情のまま、無理やりに笑みを浮かべた。

「死に損ないですが、片方は聖人。片方は凄腕の魔術師です」
以下略



880:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/18(日) 02:02:14.58 ID:HhynQx1uo

 ――そんな風に信じられていたステイルは、地面に這い蹲ったまま腕を動かそうと試みた。
 そして痛みが走ったので、とりあえず諦めて悪態をつくことにした。

「はぁ……床冷てぇ……」
以下略



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