31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/18(日) 19:32:56.87 ID:T7hNF3vl0
それから1時間後。
朝食も取り、着替えも済ませた青年は外に出ていた。
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2011/09/18(日) 19:44:29.87 ID:T7hNF3vl0
――――彼の名前は迂羅内アタル(うらないあたる)。
性別、男。
23歳。
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2011/09/18(日) 19:47:32.67 ID:T7hNF3vl0
まあ、当の本人は
「ふんふっふん、ハロワ、ハロワ〜♪」
あまり落ち込んではいないようなのだが、果てさて……。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/18(日) 20:00:37.33 ID:T7hNF3vl0
「っと、なんかあっちの方騒がしいな?」
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2011/09/18(日) 20:19:06.92 ID:T7hNF3vl0
この時のアタルは、まだ自分が向かっている先がとある事件の現場
などとは思ってもいない。
東京での生活が抜けきっていない彼は、こんな人だかりが出来る
なんて芸能人でもいるのか、それとも誰かが路上パフォーマンス
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/19(月) 07:08:04.60 ID:Q5G57jUv0
「ブルーシート?」
現場を目撃したアタルが開口一番放った台詞がこれだ。
そう、彼の目の前に広がるのは黄色いテープが張りめぐらされ、
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2011/09/19(月) 07:13:25.60 ID:Q5G57jUv0
「あの〜なにがあったんです?」
隅の方でお喋りしている3人組みのおばさんに話を振る。
「殺人事件があったのよ」
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2011/09/19(月) 07:16:27.90 ID:Q5G57jUv0
「あ、君!君からはまだ話を聞いてなかったね」
「げ」
中年のスーツを着た男が近寄る。
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