過去ログ - さやか「見滝原の悪夢」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/30(金) 19:05:09.05 ID:xG3pAjx60
--見滝原中学校の食堂--

仁美「私、上条恭介君の事、お慕いしてましたの」

仁美「私、決めたんですの。もう自分に嘘はつかないって」

仁美「あなたはどうですか?さやかさん。あなた自身の本当の気持ちと向き合えますか?」

仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します」

仁美「丸一日だけお待ちしますわ。さやかさんは後悔なさらないよう決めてください。上条君に気持ちを伝えるべきかどうか」

さやか「…」


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/30(金) 19:06:15.23 ID:xG3pAjx60
さやか「…うーん…」

さやか「……うーん…」

QB「いつになく悩んでいるね。美樹さやか」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/30(金) 19:06:49.24 ID:xG3pAjx60
さやか「魔法少女ってそんなに人手不足なの?」

QB「この街には多くの魔法少女がいる。人手不足ってことはないね」

さやか「なら、あたし別にいらないじゃん」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:08:14.65 ID:xG3pAjx60
--恭介の家--

恭介「…やぁ…さやか…」

さやか「恭介…」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:08:51.54 ID:xG3pAjx60
QB「決心がついたようだね」

さやか「あたしの願いは恭介の腕を治すこと。叶えられる?」

QB「大丈夫。君の祈りは間違いなく遂げられるだろう…でも、本当にその願いでいいのかい?その願いでは、君が報われないと思うのだけれど」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:10:05.81 ID:xG3pAjx60
さやか「魔法少女になるってことはさ、つまり命がけなんだよね。そんな人間と付き合ってほしいなんて言えないよ」

さやか「でも、仁美と恭介が一緒にいるのは、あたしが耐えられない…だからあたしは見滝原を出て行く。多分、それが一番いいんだと思う」

QB「…それが君の願いだと言うのなら、僕は何も言わない」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:10:45.89 ID:xG3pAjx60
まどか「…」

マミ「鹿目さん…どうしたの?何か調子が悪いみたいだけど」

まどか「マミさん…さやかちゃんが、さやかちゃんがいなくなっちゃったんです」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:11:49.78 ID:xG3pAjx60
マミ「ごめんなさい。でも、今のあなたは見滝原を守る魔法少女なの。それだけは自覚して」

まどか「…はい…」

マミ「…キュゥべぇに任せておけば大丈夫。あの子はあれで結構頼りになるんだから。私だってキュウべぇのおかげで助かったのよ」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:12:33.58 ID:xG3pAjx60
--どこかの街の銀行--

強盗A「いいから早く金を出せ!」

銀行員「も、もう少し待ってください。せめて後5分…」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:14:06.93 ID:xG3pAjx60
強盗B「手をあげろ!」

さやか「いやーそのーなんっていうか」

強盗C「いいから早く上げろ!」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:14:40.79 ID:xG3pAjx60
QB「つまり、君は魔女を倒しつつ正義の味方の真似事をしていたと…前例がないわけではないけど、あまりお勧めは出来ないね」

QB「魔女と戦う為の魔力を他の事に使えば、それだけ魔女と戦う時の致死率が高くなる」

さやか「…あんたは、なんだかんだであたしを心配してくれるんだね」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:15:22.91 ID:xG3pAjx60
--織莉子の家--

織莉子「…」

キリカ「織莉子ー紅茶まだー?」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:16:11.06 ID:xG3pAjx60
キリカ「織莉子ーごめんよー嫌いにならないでー」

織莉子「なら刻むとか言わない!…信用できない魔法少女と一緒に戦うというのは、非常に難しい。私達2人が彼女達と一緒に戦ったほうが、不確定要素が高くなり結果として勝ちの目が確率が薄くなってしまう。今は下手な手は打たないのが最善ね」

キリカ「でも、何もしないなんてさー。私達2人のコンビは、あいつらより断然強いよ!」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:17:02.71 ID:xG3pAjx60
--数日後--

テレビ「見滝原でスーパーセルが発生しました。現場には近づく事すら出来ない状況で…」

さやか「…何これ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:17:52.59 ID:xG3pAjx60
--見滝原--

織莉子「キリカ!左!」

キリカ「了解!」ヒョイ
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:18:42.55 ID:xG3pAjx60
さやか「そいっと」

住民「助かったよ…さやかちゃん。これはどういうことだい?家出したと聞いたかと思えばそんな不良みたいな格好して…」

さやか「これにはいろいろ事情が…とにかくここを真っ直ぐいけばもう避難所ですから!気をつけて!」タタッ!
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:19:59.75 ID:xG3pAjx60
キリカ「一手で…十手!」ザシュスパァ!

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ!!アハハハハハハハ」

キリカ「…ふん。木偶の坊の割に硬いか」ブン!
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:21:29.47 ID:xG3pAjx60
さやか「…じゃぁ恭介はいるかどうかもわからないあたしの為にこの風の中一人で探し回ってたの!?」

恭介「…悪い?別に僕が誰を探そうと僕の勝手だろ」

さやか「勝手じゃないよ!…すぐに避難しないと」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:22:26.76 ID:xG3pAjx60
ワルプルギスの夜「アハハハハハ!アハハハハハハハハハ!」

キリカ「まずい。もう人形が最上部に到達しそうだ」

キリカ「…こうなって来るとあまり形振り構ってはいられないか。魔力全開で叩き込んでそのまま魔女化して纏わりつけば或いは…どうする?織莉子」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:23:13.04 ID:xG3pAjx60
さやか「あたしは魔法少女だから。みんなの為に最後まで力を尽くさないと」

恭介「…まさか、それが僕の腕を治した対価?」

さやか「…」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga sage]
2011/09/30(金) 19:24:38.39 ID:xG3pAjx60
ここまで!次回完結予定


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