897: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:17:18.81 ID:oXCf2Zm80
眩い光が収まり、その中から魔法少女の姿になったさやかと、キュウべえが現れる
さやかの姿。それは以前のような、青を基調とした軽鎧の姿ではなく
全身を黒で塗り固められた、顔までも包む武骨な重鎧の姿だった
898: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:19:56.72 ID:oXCf2Zm80
だが、それでもさやか彼女に怯むことなく、足に精一杯の力を込め
思い切り、弾けさせた
見る見るうちにさやかの体が空中へと上昇していき、一瞬で彼女の首元まで到着する
899: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:23:48.83 ID:oXCf2Zm80
―――このままでは埒が明かない
そう判断したさやかは、動きを止め、迫る糸達に正面から対峙する
900: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:25:19.63 ID:oXCf2Zm80
―――――
「さやかちゃん」
901: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:27:26.18 ID:oXCf2Zm80
さやか「う……っ」
気持ちのいい筈の、彼女とのキス
902: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:29:04.01 ID:oXCf2Zm80
その後、さやかは急いで朝の準備を済ませると、彼女の待つダイニングまで降りて行った
そこには、見滝原中学の制服の上にエプロンを来ている彼女が、せっせとテーブルの上に朝食を並べている姿があった
903: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:31:43.17 ID:oXCf2Zm80
さやか「一緒に暮らし始めた時なんかさ、この目玉焼きだってこんな上手く焼けてなかったし」
さやか「それが今じゃこんな上手に…… さやかちゃん嬉しくて、涙が出そうっ!」
まどか「や、やめてってばぁっ!」
904: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:34:14.30 ID:oXCf2Zm80
――――
悲鳴や怒号が聞こえる
さやかはそれに驚き、閉じていた目を開けると、そこは見慣れた見滝原の街で
905: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:36:26.88 ID:oXCf2Zm80
「……そう?」
さやか「そうそう! さ、それじゃ勉強しなくちゃねー」
さやか「雑談している暇など、あたしたち学生にはないのだ!」
906: ◆tsGpSwX8mo[saga sage]
2012/01/04(水) 01:38:41.82 ID:oXCf2Zm80
彼女の作ってくれた夕食を食べ終えると、さやかは自分の部屋でくつろいでいた
適当な雑誌を見て時間を潰す
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