過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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32: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:46:16.48 ID:p2kapb3X0

「あ! あぅ……」

前後の位置を測りそこねて、アームが空振りする。
これは横から見ながら操作すればどうにかなるのだが。
以下略



33: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:47:20.49 ID:p2kapb3X0

今度の原因は、重心だ。
重さの釣り合いがついている場所を掴まないと、些細な揺れで落ちてしまう。

もっとも、これらの問題は慣れている杏子には有って無いようなものだ。
以下略



34: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:48:13.88 ID:p2kapb3X0

「わぁっ……!」

「ホラ、大事に持っときな」

以下略



35: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:49:30.25 ID:p2kapb3X0

声の方に振り返れば、長い黒髪を揺らす少女が居た。
暁美ほむら。
いつも仏頂面で、どこか冷めた様子で―――昨日は、意外にも泣いていた。

以下略



36: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:51:43.62 ID:p2kapb3X0

そこで、杏子は気付いた。

「……あんたがここに居るってことは、マミはもう家に居るよな?」

以下略



37: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:52:40.94 ID:p2kapb3X0

「よろしく、ほむら……おねえちゃん?」

「……オイ」

以下略



38: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:53:58.78 ID:p2kapb3X0

そう言うと、ほむらは振り返って、嬉しそうに笑った。

「あら、気付いたのね……そういう所に気の回る人はモテるわよ」

以下略



39: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 20:54:42.36 ID:p2kapb3X0

ぽりぽり、と頭を掻く。
なんだか今日は、調子を狂わされてばかりだ。

らしくもなく人を助け、らしくもなく子供の世話をして、らしくもなく仲間と馴れ合う。
以下略



40: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/14(金) 21:01:13.11 ID:p2kapb3X0

今回の投下終了、
だんだんテンション上がってきたあんこちゃんと吹っ切れたほむほむの図
なんだかシリアスというよりほのぼのと進みそうな雰囲気
まあなんというか、生足もタイツもいいよねって話
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/10/14(金) 21:09:10.35 ID:k5TsQ/gAO
あ、今回はそういう話でしたか


42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/10/14(金) 22:20:40.31 ID:pY8cGsdB0
ゆまゆま!


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