過去ログ - ほむほむ「ホギェェッェェェェェエエ!!!」
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333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:05:49.82 ID:FmdDU0W4o


仔が生まれ、一家となったほむほむたちの居住区は騒がしい。
子育てに忙しい親ほむは勿論のこと、親白まども餌を探して引っ切り無しに飛び回ることになった。
だが、仔ほむの手も借りたいほど忙しい毎日も、愛すべき家族に囲まれていれば幸せな日々である。
以下略



334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:06:39.74 ID:FmdDU0W4o


輸送を終えたほむほむたちが放されたのが、この、人間たちが『控え室』などと呼んでいる巨大なケージだった。
天井こそ開けているものの、壁は高く、頑丈な造りで微動だにしない、さながら猛獣の檻である。

以下略



335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:07:10.74 ID:FmdDU0W4o


それからの毎日。ほむほむたちは訓練に励んだ。
体力のないめがほむも、幼い仔ほむたちも、でぶほむすら痩せる程に、がむしゃらに鍛え続けた。
エサは日に3回、飼育員により、大量に放り込まれ。
以下略



336:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:07:51.96 ID:FmdDU0W4o


《Aコーナーより――ほむほむ! ほむほむの入場です!》

決闘当日。親ほむの姿は、コロシホムと名付けられた、その会場の只中にあった。
以下略



337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:09:38.84 ID:FmdDU0W4o


武器を持ち、向かい合ったまま動こうとしない両ほむに、観客は早くも焦れ始めていた。

観客1「早くしろー!」
以下略



338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:10:21.85 ID:FmdDU0W4o


知久《さて、次だ》

親ほむ「ホ……ホムァァァァ……!!」
以下略



339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:11:12.43 ID:FmdDU0W4o


《勝者……ほむほむ!!》

観客たち「おおおぉぉぉぉーーー!!!」
以下略



340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:12:17.65 ID:FmdDU0W4o


親ほむ「ホ……ホムホム?」ドウナッテルノ……?

目の前で、仲間が、友達が、殺到する人間たちに捕まり、無造作に次々と食べられ、その胃袋に収まっていく……
以下略



341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:13:00.89 ID:FmdDU0W4o


知久「どうだい? 楽しんでもらえてるかな?」

聞き覚えのある声に、半ば反射的に見上げると、そこには以前見た柔和な顔の男。
以下略



342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]
2011/10/28(金) 21:13:40.75 ID:FmdDU0W4o


知久「さて、お喋りはここまでだ。折角の試作品、僕も頂くとするよ」

言って、大きく開いた口に、仔りぼほむを放り込む。
以下略



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