42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/22(土) 01:41:12.64 ID:9yuxyDT00
さわ子「本当はね、アイツに自分の姿全てを見せる必要があるの。
つまり、体全部が見えるような大きな鏡で360度囲う必要があるってこと」
さわ子「そして、その状態でこう言う必要があるわ」
さわ子『リリー、去れ。リリー、去れ。リリー、去れ』
さわ子「ってね。
あなた達も、リリーの遺体が鏡に囲まれていたって話は聞いたでしょ? 要はその時と全く同じ状況を作って、呼び出したときと反対の、封印の呪文を唱えるって訳」
律「なるほど…」
さわ子「とはいっても、言うほど簡単なことじゃ無いわ。
ちゃんと計画を立ててからじゃないと、こんなことできっこない」
律「だろうな…」
澪「………」
律と澪はそれがどれだけ難しいかということを嫌というほど実感していた。
片足は折れ、消火器で目がやられても尚、自身の肉を抉りながらお構いなしに迫ってくるあの姿を思い出すだけで、吐き気がこみあげてくる。
さわ子「それでも、手が無い訳じゃないわ。
それには、みんなの協力も必要になるけど…やってくれる?」
唯「あったりまえだよ!」
紬「りっちゃんの為ならえんやこらです!」フンスッ!
唯「ぁあ〜!ムギちゃんそれ私の〜!!」
紬「えへ〜」ポワン
梓「やってやるです!」
澪「………」
さわ子「澪ちゃんは…やめておいた方がいいかしら」
澪「…」
唯「澪ちゃん…」
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