73:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 01:34:47.10 ID:CGXDMCHp0
「圭介……」
「ん?」
「あのね……あのね…………」
74:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 01:36:00.43 ID:CGXDMCHp0
第3話に続きます。
今日はここで休ませていただきます。
また明日、続きを投稿いたします。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/22(土) 03:46:09.25 ID:IFyapa4bo
乙
独特な空気がいいな
76:75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りしま[sage]
2011/10/22(土) 06:34:57.29 ID:EH7lv6vo0
乙です
期待してます
77:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:50:11.31 ID:CGXDMCHp0
皆さん、こんばんは。
第3話、第4話を投稿させていただきます。
78:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:50:50.17 ID:CGXDMCHp0
蝉の声が聞こえる中、汀は圭介に車椅子を押してもらいながら、木漏れ日の中を進んでいた。
夕暮れ近くの、気温が下がってきた頃、近くの公園まで散歩に出てきたのだった。
そこで、汀はふと、公園の木の下に目を留めた。
「圭介」
79:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:51:47.48 ID:CGXDMCHp0
淡白に聞き返した圭介に
「もう……」
と呟いて、汀は頬を膨らませた。
80:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:52:19.36 ID:CGXDMCHp0
3.蜘蛛の城
汀の部屋の隅に、圭介が用意したケージが設置された。
しばらくは安静が必要と判断したので、やはり圭介が動物病院に連れて行き、それから綺麗に洗ってやってから、弱いドライヤーで乾かす。
子猫は大分衰弱していたが、温めたミルクなどを口に運ぶと、貪るように食べた。
81:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:53:18.37 ID:CGXDMCHp0
「小さくて白いから」
「…………」
「それに、毛なら平気だよ。慣れたし」
82:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2011/10/22(土) 21:54:40.27 ID:CGXDMCHp0
「どうして?」
「クライアントのたっての希望だからだ」
そう言って、圭介は小白の首の皮をつまみあげた。
178Res/185.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。