過去ログ - ぼくがかんがえた聖杯戦争
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/10/28(金) 01:06:08.30 ID:PN+NkDjAO
「オレは超、強い。ならば他の虫ケラ共に慮って姿を眩ませる必要など無いだろう。貴様は黙ってオレの後ろで指を咥えているだけで良い」

 陽気な昼下がりだというのに彼の周囲には刺々しい空気が漂っている。
廃ビルの屋上である此処ではさして影響は無いが、人通りが多い場所では彼等二人が並んで歩く事自体が多大な影響を及ぼしかねない。

「……随分見くびってくれてるわね」

「見くびってなどいない。オレは貴様の素養に関しては買っているつもりだ。だが敢えて解り易く言ってやろう」

 その顔に張付けているのは帝の冷笑。

「闘いはオレ一人で充分だ」


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