507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:52:39.51 ID:Q8uWwCnM0
唯 「えへへ・・・澪ちゃん、りっちゃん。それにムギちゃん。遅くなっちゃってごめんね」
澪 「ほ、本当に唯・・・本当に本物の唯なのか?」
律 「お前・・・だって・・・え、どういうこと?ど、どうしてここにいるんだ・・・?」
508:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:53:35.92 ID:Q8uWwCnM0
ざわざわ
え、なになに?
なにかあったのかしら?
509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:55:17.24 ID:Q8uWwCnM0
・・
・・
時間も空間も、個体の別も無く。
510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:56:55.04 ID:Q8uWwCnM0
受け入れるしかない。
だんだんと薄れいこうとしている私個人の自我が、今あるこの状況を肯定しようとしていた。
511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:57:49.95 ID:Q8uWwCnM0
唯 「そんな〜、礼を言われることじゃないよ。私は自分がやりたい事をやっただけ」
唯 「お願いされたとか、誰かの意思だとか。きっかけはともかく、やり終えた今はね・・・」
唯 「そんなことは関係ないんだよ」
512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:58:43.26 ID:Q8uWwCnM0
唯 「な、なんで〜?」
ユイ 「だって、ほら・・・」
513:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:59:36.93 ID:Q8uWwCnM0
(竜馬 「そうじゃねぇだろ!俺のいる・・・マユゲやデコや黒髪、みんなのいる・・・」)
(竜馬 「こっち側にあるんじゃねぇのか?・・・そうだ、お前の居場所はここに・・・」)
514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:00:22.26 ID:Q8uWwCnM0
唯 「戻りたい。みんなの所に戻りたいよぉ・・・だけど、だけど・・・」
唯 「私のせいで、和ちゃんも憂もこっちに来ちゃったのに、なのに私ひとり・・・」
唯 「私ひとりだけ帰りたいなんて、そんなふうに思っちゃいけないんだもん・・・絶対ダメなんだもん!うあああああん・・・」
515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:01:30.21 ID:Q8uWwCnM0
唯 「で、でも・・・やっぱりダメだよ。和ちゃんや憂を残してはいけない・・・」
ユイ 「唯ちゃん、覚えてる?私たちがお話できるようになって、間もなかったころの事」
唯 「え・・・」
516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:02:33.08 ID:Q8uWwCnM0
ユイ 「ありがとう。唯ちゃん、大好きだよ」
唯 「私も・・・私もユイが大好き!」
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