509:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:55:17.24 ID:Q8uWwCnM0
・・
・・
時間も空間も、個体の別も無く。
510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:56:55.04 ID:Q8uWwCnM0
受け入れるしかない。
だんだんと薄れいこうとしている私個人の自我が、今あるこの状況を肯定しようとしていた。
511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:57:49.95 ID:Q8uWwCnM0
唯 「そんな〜、礼を言われることじゃないよ。私は自分がやりたい事をやっただけ」
唯 「お願いされたとか、誰かの意思だとか。きっかけはともかく、やり終えた今はね・・・」
唯 「そんなことは関係ないんだよ」
512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:58:43.26 ID:Q8uWwCnM0
唯 「な、なんで〜?」
ユイ 「だって、ほら・・・」
513:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:59:36.93 ID:Q8uWwCnM0
(竜馬 「そうじゃねぇだろ!俺のいる・・・マユゲやデコや黒髪、みんなのいる・・・」)
(竜馬 「こっち側にあるんじゃねぇのか?・・・そうだ、お前の居場所はここに・・・」)
514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:00:22.26 ID:Q8uWwCnM0
唯 「戻りたい。みんなの所に戻りたいよぉ・・・だけど、だけど・・・」
唯 「私のせいで、和ちゃんも憂もこっちに来ちゃったのに、なのに私ひとり・・・」
唯 「私ひとりだけ帰りたいなんて、そんなふうに思っちゃいけないんだもん・・・絶対ダメなんだもん!うあああああん・・・」
515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:01:30.21 ID:Q8uWwCnM0
唯 「で、でも・・・やっぱりダメだよ。和ちゃんや憂を残してはいけない・・・」
ユイ 「唯ちゃん、覚えてる?私たちがお話できるようになって、間もなかったころの事」
唯 「え・・・」
516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:02:33.08 ID:Q8uWwCnM0
ユイ 「ありがとう。唯ちゃん、大好きだよ」
唯 「私も・・・私もユイが大好き!」
517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:03:53.30 ID:Q8uWwCnM0
眩い。全てが白色に埋め尽くされた世界。
その中に一瞬。ほんの一瞬だけ。
寂しそうに微笑む、ユイの顔が見えたような気がした。
518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 14:06:24.62 ID:Q8uWwCnM0
唯 「ユイは・・・ゲッターユイは・・・?」
竜馬 「消えちまったよ・・・いきなり眩く光ったかと思ったら、お前たちが現れ、それと入れ替わるようにして、な・・・」
唯 「お前た、ち・・・?」
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