過去ログ - 絶対等速VS一方通行
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[ sage saga]
2011/11/20(日) 16:31:04.71 ID:L0fwPT1Y0
絶対等速の狙いは一方通行ではなかった。 斜め下方向に運動しているため、彼の鉄球は
いくつか一方通行を狙っているように見えただけだ。 一方通行が、鉄球をかわすとすぐに絶対等速の攻撃軌道上にはいり、挑発していたのもこれを攻撃と錯覚した一因である。
絶対等速の真の狙いは、ビル側面に穴を開けることだ。彼は、敵と戦うため、再び身を隠すことにしたのだ。
(敵の能力はなんだ? なぜ加速するんだ? さっきもどうしてわざわざ風で攻撃したんだ? 奴は自分で力を作り出しているわけじゃないんだ。 鉄骨や風を使ったのは使わざるを得ないからだ。 物体の『何か』を変えていると考えるべきだろう。 物体が加速する『何か』 加速度? F=ma? まさか 敵は『力の向き』を変えることができるのか?)
向きを変える能力、並の演算能力しかない者がこの力を身につけても、たいしたことはできないだろう。 他の能力者に比べ、処理すべき情報が多く、攻撃をするのも複雑で、下手をすると自分もダメージを受けるからだ。
しかし、敵は攻撃を無意識で反射できるほどの驚異的演算能力の持ち主である。何ができても不思議ではない。

鉄球によって壁が崩されたと同時に絶対等速は能力を解除、逆方向へ鉄球を投げた。
これまで運動していたところ、逆方向へ移動したため、第三者から見た絶対速度は遅くなる。そのため絶対等速は能力の解除 再び鉄球を投げる という方法で加速していった。 

しかし、やはり一方通行には追いつかれてしまった。一方通行の加速の度合いが、はるかに大きいためだ。
一方通行が、まさに触れようとした瞬間、絶対等速のとった行動は非常に以外なものだった。
一方通行の接近に対して、はじめ 絶対等速は鉄球を数個当てようとした。
しかし、敵と自分との距離が、それを許してくれそうもないと判断した絶対等速は、
ある考えがひらめく
(こいつが、自分に向かってくる力を『反射』するというなら)
絶対等速はワイヤつき鉄球の能力を解除し、接近してきた一方通行をけった。
もちろん攻撃するためではない、一方通行と絶対等速の速度はかなり速いが、相対速度はそれほどでもない。 一方通行をけり、その力を『反射』させることで、
絶対等速は反作用を受け加速したのだった。
(鉄粉は、逃走用の武器だから、もう1袋しか残ってないが、しかたない)
絶対等速は鉄粉を一方通行の方向へ自分を覆うようにふりかけた。



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