過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
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204:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 00:55:27.00 ID:gpZcGv6AO
ジョシュア『ダリル! 返事しろ、おいッ!』

グラハム「ッ!?」

リディ『くっ、ダリルさん! 隊長!!』
以下略



205:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 00:59:11.22 ID:gpZcGv6AO
――ガンダムアストレア・コックピット――

874『…………』

874(フォン・スパークの奇襲タイミングは完璧だった)
以下略



206:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:02:39.67 ID:gpZcGv6AO
874「結果論ではないと、いうことですか? フォン」

フォン「当たり前だ」

874「…………」
以下略



207:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:06:15.72 ID:gpZcGv6AO
 見上げれば思い出す、地上に降りた直後のあの記憶
 今思えばあれもただの激しい自己紹介に過ぎなかったのかもしれない
 一応ギラ・ドーガを二機とヅダを待機させてはいるものの、此処まで入り込まれてしまえば状況は同じだろう
 【大佐】からも手荒な真似はするなと釘を刺された以上、黙って相手の出方を待つしかなかった

以下略



208:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:09:03.78 ID:gpZcGv6AO
 談笑もそこそこに、アストレアの足元に寄る二人

 開け放たれたコクピット、見下ろす不敵な笑みがそれを迎えた
 最狂のガンダムマイスター、フォン・スパーク
 以前ジンネマンらに襲いかかったことなど、まるでなかったかのような態度であった
以下略



209:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:11:06.23 ID:gpZcGv6AO
――前線基地――

 まだ1ヶ月と経っていないのに、風景はまさに荒廃の一言
 破壊されたMSの残骸さえ処理されていない状況からは、戦争の臭いがくすぶり漂ってくるような気さえした

以下略



210:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:15:52.91 ID:gpZcGv6AO
ヴィクトル「見たけりゃ仮設管制室に行ってこい、スリムなグッドマン司令が見れるぞ」

ジョシュア「見たいようで見たくねぇ……」

ヴィクトル「アフリカ側の基地も、謎のMAによって破壊されちまった。MS二十七機損失、中破小破含め三割超」
以下略



211:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:22:45.48 ID:gpZcGv6AO
「お〜い! 準備できたぞ〜!」

ジョシュア「おっと、お呼ばれか」

リディ「? 飯ですか」
以下略



212:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:26:01.60 ID:gpZcGv6AO
グラハム「先ほど医師から報告を受けた。ダリルは無事だそうだな」

 立ち上がろうとするマリーダを制止し、傍らに立つグラハム
 ダリルの寝顔を覗き込んだその表情は、暗い後悔の念に沈んでいた

以下略



213:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:27:44.47 ID:gpZcGv6AO
マリーダ「……しかし、我々がガンダムに通用していたのは紛れもない事実」

マリーダ「ダリルもあの日、その矜持を胸に貴方の背中を守っていた筈です」

グラハム「……」
以下略



214:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[sage]
2012/03/15(木) 01:28:13.47 ID:gpZcGv6AO
 向かい合って聞いているはずの言葉は、グラハムは背中で受けたように感じた

 ――もし

 ――もし、その時が来たとしても
以下略



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