過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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512: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:33:38.58 ID:VBYVP1jFo



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以下略



513: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:34:21.70 ID:VBYVP1jFo

食蜂はクスリと笑って、再びリモコンを上条に向ける。
この距離なら十分に能力の有効圏内だ。
それに上条には幻想殺ししかなく、急に加速するような手段を持ち合わせていない。
ならば迅速に的確に事を済ませてしまったほうがいいだろう。
以下略



514: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:35:03.58 ID:VBYVP1jFo

しかし無効化できるのはあくまで落下のダメージだけだ。
垣根の能力による衝撃は体に響いており、ギシギシと骨が軋むのを感じる。

ブォッと一気に砂埃が吹き飛ばされた。
以下略



515: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:35:44.46 ID:VBYVP1jFo

「な……んだよそれは……」

「わりィが、オマエの都合なンざどォでもいい。ただ、俺は――――」

以下略



516: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:38:34.91 ID:VBYVP1jFo

「上条さんは私を守るために記憶を失った。それからはずっと私が上条さんの寮に居候している。
 私のために錬金術師と戦った。私をゴーレム=エリスから守ってくれた。私と一緒にイタリアに旅行に行った」

「…………」
以下略



517: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:39:13.86 ID:VBYVP1jFo

 
バキィィィィ!!! と。
幻想殺しの宿った右腕が捉えたのは、食蜂の顔面だった。
完全に不意を突かれた一撃に、食蜂は為す術なくかなりの勢いで床に倒れこむ。
以下略



518: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:40:07.50 ID:VBYVP1jFo



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以下略



519: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:41:07.05 ID:VBYVP1jFo

 
……再び沈黙が部屋を支配する。

上条もインデックスも、キョトンとした様子で互いに見つめ合う。
以下略



520: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:42:13.47 ID:VBYVP1jFo

「やっぱさ、心っていうのは確かに存在してると思うんだ。記憶とか関係なしにさ。
 だから食蜂の心理掌握ってのはウソっぱちだな。アイツが操っているのはあくまで頭であって心じゃないんだからな」

「……ふふ、とうまに似合わずロマンチックなんだよ」
以下略



521: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2012/11/25(日) 02:42:50.03 ID:VBYVP1jFo

痛い沈黙が流れる。
そして数秒後。

「お、お邪魔しました!!!!!」
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