過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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◆ES7MYZVXRs
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2013/06/27(木) 14:25:48.96 ID:g9sjJPBmo
上条は空に向かって小さく息を吐き、
「そうだな。何かやり残したこととかないか? そういうのも今のうちだぞ」
以下略
692
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:27:07.17 ID:g9sjJPBmo
しかし、彼女は少し勘違いをしているようだ。
これではまるで、今まで自分はただ守られている事しかできなかったと言っているみたいだ。
「インデックス、俺だって今までお前に何度も助けられたよ」
以下略
693
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:28:06.97 ID:g9sjJPBmo
初心者組は上条、インデックス、食蜂。
上条とインデックスに関しては記憶が無いので、まず経験があるのかどうかすら分からない。まぁ、その辺りは実際に滑ってみれば分かるかもしれない。
例え「エピソード記憶」になくても、もし経験があったのなら運動の慣れなどを司る「手続記憶」として、文字通り体で覚えている可能性がある。
以下略
694
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:29:04.87 ID:g9sjJPBmo
インデックスもインデックスで、まだ頭をクラクラさせながら溜息をつく。
「どうすればいいのかは頭にあるのに、その通りに体が動いてくれないんだよ。完全記憶能力も結構不便かも」
以下略
695
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:29:46.60 ID:g9sjJPBmo
「いいじゃん、いいじゃん! 俺達結構うめえよ? スノボはもちろん、他のこともさ!」
「ぎゃはははははは!! 真昼間から何言ってんだよこの子達引いちゃってんじゃねえか!!」
以下略
696
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:30:37.08 ID:g9sjJPBmo
それならば、と垣根はウェアの中に手を入れる。
「よっと!」
以下略
697
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:31:23.58 ID:g9sjJPBmo
そして次の瞬間。
垣根は再びウェアの中に素早く両手を突っ込むと、中から雪玉を二つ取り出し、間髪入れずに後ろを滑る男へ投げつけた。
「ッ!!!」
以下略
698
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:34:20.79 ID:g9sjJPBmo
止まって話している垣根と一方通行の近くを、仲の良い親子連れが通り過ぎていく。
一歩間違えれば、あの幸せな一家を巻き込んでいた可能性だってあったのだ。
「……ちっ、わーった、認める。配慮が足りなかった。けどよ、俺にしちゃ随分とマシな事はやっただろ?
以下略
699
:
◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:35:26.30 ID:g9sjJPBmo
目の前の白い少年は眉をひそめると、
「なンだよ」
以下略
700
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◆ES7MYZVXRs
[saga]
2013/06/27(木) 14:36:17.36 ID:g9sjJPBmo
人助けというものはどうも慣れない。
実際にやった事は大したことないのに、精神的に妙に疲れてしまう。
別に相手のことを本気で考えてない、自分の価値を高めるために過ぎない明らかな偽善行為であるにも関わらず。
以下略
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