過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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711: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:46:35.56 ID:g9sjJPBmo

彼女は少し口を尖らせると、

「もしかして上条さんは運動できる子がタイプとかですかぁ?」

以下略



712: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:47:18.43 ID:g9sjJPBmo

気を取り直して、といった感じで彼女は口を開く。

「じゃあ今はとにかく私とイチャイチャ――」

以下略



713: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:48:19.88 ID:g9sjJPBmo

その転びっぷりはもはや芸術的とも言えるくらいで、周りのスキー客もぎょっとしているくらいだ。
上条もインデックスも、そして美琴でさえも彼女のその有様が悲惨すぎて笑う気にもなれなかった。

食蜂はボスッと雪の中から顔を引きぬいた。
以下略



714: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:49:08.78 ID:g9sjJPBmo

「インデックスの方は本当にもう大丈夫なわけ? あっちだけじゃなくて、アンタもって意味だけど。イギリスに行っちゃった後、また荒れまくったりするんじゃないでしょうねアンタ」

「あぁ、それは大丈夫だ。あの時は悪かったな、お前にも迷惑かけて」

以下略



715: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:49:58.21 ID:g9sjJPBmo

声も表情も先程までとは違う。
上条の言葉を受けて美琴は一瞬無表情になり、それから取り繕っていつもの調子に戻そうとしていた。
だがこうして気付かれている辺り、それも失敗しているという事になる。

以下略



716: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:50:38.57 ID:g9sjJPBmo

上条も覚えていた。
あの実験の日、鉄橋の上。彼女は自分は善人なんかじゃないと大声で否定した。

その時、上条は何と返したか。
以下略



717: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:51:24.95 ID:g9sjJPBmo

そんな時、今度はインデックスが困り顔でこちらにやって来た。

「みこと、ちょっと助けてほしいんだよ。みさきの惨状はとても私の手に負えないかも」

以下略



718: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:52:07.03 ID:g9sjJPBmo

「ど、どうしたんだよ?」

「えっ、あー、うん、ちょっと。……というか、とうま。なんだか少し過保護な気がするんだよ。子供扱いしないで欲しいかも」

以下略



719: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:52:49.32 ID:g9sjJPBmo

「待て待て、かなり奥の方にあるじゃねえか、すっげえ飛ばしたもんだな。俺が行ってくるよ」

「あ……ありがとうございます!」

以下略



720: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/06/27(木) 14:53:29.58 ID:g9sjJPBmo

しかし。

「……えへへ、もう食べきれないんだよぉ…………むにゃむにゃ……」

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