過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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735: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:32:46.23 ID:wF64hV+jo

上条は溜息と共に頭をトントンと指差すと、

「記憶だ記憶。ほら、俺って記憶なくて初めは自分の名前も分からなかったくらいだしさ、当然誕生日も覚えてなかったんだ。
 その後の生活で何だかんだ書く必要がある時とかあったから確認はしたけど、なかなか覚えられなくてな」
以下略



736: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:33:31.66 ID:wF64hV+jo



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以下略



737: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:34:11.27 ID:wF64hV+jo

食蜂は全く悪びれる様子もなく微笑むと、

「今は非常事態よぉ。雪も結構降ってるし、こんな中でどこかで迷子になっていたら、二人共凍えちゃうわぁ」

以下略



738: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:34:44.57 ID:wF64hV+jo

すると麦野は小さく溜息をついて、

「……はぁ、分かった分かった、手伝ってやるわよ。丁度暇してたとこだし、良いゲームにはなりそうだ」

以下略



739: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:35:30.04 ID:wF64hV+jo

そんな少女にイケメンは困ったような表情で、

「あー、なんかしたか俺?」

以下略



740: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:36:32.37 ID:wF64hV+jo

少女は慌てて頭を下げる。

「ご、ごめんなさい! でも、その、あの人が!!」

以下略



741: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:22.68 ID:wF64hV+jo

そうして縮こまっている少女の前に、また一人の少女が現れた。
年はおそらく自分と一番近い、中学生くらいだろうか。よく整った顔立ちであり、どこかカッコ良さも併せ持っている感じだ。

「何やってんのよアンタ達!」
以下略



742: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:56.14 ID:wF64hV+jo

人一人を崖下まで下ろすのも面倒だが、こうして諦め悪く粘られる方がもっと面倒かもしれない。
そんな事を思い始めた美琴は思い切り大きな溜息をつく。
何か食蜂の思惑通りに事を進められてしまったような気がして、妙に不愉快な気分だ。

以下略



743: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:38:54.56 ID:wF64hV+jo



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744: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:40:22.38 ID:wF64hV+jo

「……まぁ、きっと大丈夫なんじゃねえか、あの子も」

「何だか投げやりじゃない?」

以下略



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