過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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741: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:22.68 ID:wF64hV+jo

そうして縮こまっている少女の前に、また一人の少女が現れた。
年はおそらく自分と一番近い、中学生くらいだろうか。よく整った顔立ちであり、どこかカッコ良さも併せ持っている感じだ。

「何やってんのよアンタ達!」
以下略



742: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:56.14 ID:wF64hV+jo

人一人を崖下まで下ろすのも面倒だが、こうして諦め悪く粘られる方がもっと面倒かもしれない。
そんな事を思い始めた美琴は思い切り大きな溜息をつく。
何か食蜂の思惑通りに事を進められてしまったような気がして、妙に不愉快な気分だ。

以下略



743: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:38:54.56 ID:wF64hV+jo



***

以下略



744: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:40:22.38 ID:wF64hV+jo

「……まぁ、きっと大丈夫なんじゃねえか、あの子も」

「何だか投げやりじゃない?」

以下略



745: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:40:54.99 ID:wF64hV+jo

たぶん、場所なんかは関係ないのだろう。
側に彼女が居る。ただそれだけで、上条にとってはどんな場所でも幸せに感じる事ができる。

それならば、いっそ――――。
以下略



746: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:41:24.90 ID:wF64hV+jo



***

以下略



747: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:41:53.66 ID:wF64hV+jo

一方で、美琴は口数少なく思考にふけっていた。

(……あの馬鹿)

以下略



748: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:42:32.45 ID:wF64hV+jo

「……ねぇ、麦野」

「ん?」

以下略



749: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:43:23.31 ID:wF64hV+jo

麦野はそれを聞いて、両手に持っていた酒瓶を畳の上に叩きつけた。

「付き合え」

以下略



750: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:44:05.24 ID:wF64hV+jo

「テメェが元凶なんだからよぉ……もちろん最後まで付き合ってもらうわよ……?」

「ひぃぃぃぃ!!!」

以下略



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