656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/01/09(月) 23:56:35.81 ID:GVCjA8xwo
乙乙でした
そう言えば、妹友が前に初詣に来たことあるっぽいことを言ってたことの種明かしがまだ来てないよね
657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/01/10(火) 00:11:56.20 ID:TszowrXeo
>>656
だから、>>651ですって
無理なく回収できるようならしますけど、あまり期待しないでね
658:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/01/10(火) 03:45:02.14 ID:xF3EPq3Bo
乙
あといまさらなんだけど>>1が書いたっていうアマガミのSSのスレタイ誰か教えて
659:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/10(火) 12:44:02.14 ID:Fgg6qgpDO
>>1乙
>>658
美也「にぃにお願い・・・・・・もう許して」純一「美也、僕のこと好きなんだろ?」
660:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/01/10(火) 20:58:14.49 ID:xF3EPq3Bo
>>659
ありがとう
661:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:16:16.40 ID:TszowrXeo
あいつが妹ちゃんに告白し、妹ちゃんもそれを受け入れたことを教えてくれたのは妹友ちゃんだった。
正直に言うと、これまであたしはあいつの彼女に今まで本気で嫉妬心を抱いたことがなかった。自分の恋を実らない恋だと考えてはいたけれど、今まであいつが付き合った子たちには負けている気はしなかったから。
あいつはあたしのことを女として見ていない。昔からそうだったしこれからもそうだろう。でもあいつが付き合ってきた女の子は今までは派手だけど頭の悪そうな子ばかりだった。
662:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:17:14.47 ID:TszowrXeo
その時、あたしはふと妹友ちゃんも好きな子を失ったということに気がついた。自分の心のざわめきで精一杯だったとは言え、妹友ちゃんはあんなにも恋焦がれていた妹ちゃんを失ったのだ。
そのわりには妹ちゃんの表情からはそれほど暗い感じが見受けられなかった。考えてみれば自分の好きな子が男と付き合い出したというのにそれをわざわざあたしに報告してくれることすらおかしい。妹友ちゃんはあたしがあいつに長い片思いをしていることを知っていたけど、彼女は自分が落ち込んでいる時に人の恋まで気にするようなタイプではない。
前にも感じたことだけど妹友ちゃんは基本的には自分中心な性格をしている。その彼女がこんな時にあたしのことを気にしてくれるはずがないのだ。
あたしはそのことに少し驚き、おかげで妹ちゃんとあいつが付き合い出したことへの悩ましさを一瞬忘れることができた。
663:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:18:24.26 ID:TszowrXeo
あたしが妹ちゃんを見ていて気が付いたこと。これは間違っていないと思うんだけど妹ちゃんは実のお兄さんに恋愛感情を抱いているはずだった。
多分それは間違っていないはずだ。
なのに、なぜ妹ちゃんはあいつの告白を受け入れたのだろう。
自分に関心がないお兄さんへのあてつけ? お兄さんに嫉妬させ自分に振り向かせる手段として?
664:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:19:01.21 ID:TszowrXeo
・・・・・・それに気が付いた時、あたしはまず妹ちゃんに対する怒りがこみあげてきた。あたしの大切なあいつのことを好きでもないくせに自分の心を整理するために利用しようとしている妹ちゃん。
でもその怒りは長く続かなかった。恋多き妹友ちゃんと違っておそらく妹ちゃんは長い間お兄さんのことを思い続けてきたのだ。
それはあたしと全く同じだった。その長い片思いを清算しようとしている妹ちゃんを恨む気にはなれなかった。
あたしは思わず呟いていた。
665:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:39:35.06 ID:TszowrXeo
その日あたしは学園祭で生じた細々としたトラブルを処理するのに疲れ、少し休憩しようと調理部のケーキ目当てに調理部が出店している喫茶店に入ったところで、窓際の席で座っているあいつと妹ちゃんに気が付いた。
あたしは迷わずその席に割り込んだ。あいつは邪魔するなと言わんばかりの態度だったけど、妹ちゃんは喜んであたしを受け入れてくれた。
その妹ちゃんの態度を見る限りやはり妹ちゃんがあいつに惚れているようには見えなかった。あたしたちは少し世間話をした。
本当に他意はなかったのだけれど、その時ふと気が付いてあたしは妹ちゃんに尋ねてみた。
666:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/10(火) 22:53:03.65 ID:TszowrXeo
・・・・・・妹友ちゃんは妹ちゃんの本当の気持ちに気が付いていたのだ。だから妹ちゃんとこいつが付き合いだしてもさほど動揺しなかったのだ。
そして妹友ちゃんは再び行動に出た。おそらく妹友ちゃんはお兄さんには全く恋愛感情はないのだろう。妹友ちゃんの目的は自分がお兄さんの彼女になることにより妹ちゃんとお兄さんとの関係の進展を阻止することに違いない。
あたしは本当にいらいらしていた。妹友ちゃんのこれまでの自分勝手な相手の感情を配慮しない行動が次々に心の中に浮かんできた。理性的判断ではなかったかもしれない。気がつかない振りをして見過ごせばいいのかもしれない。
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