過去ログ - 妹の手を握るまで
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872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/01/21(土) 22:00:23.00 ID:Fm8w6/Rho
>>871
次スレ行ってもすぐ終わっちゃいそうだけどそれでもいいんですかね


873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/01/21(土) 22:01:23.02 ID:X8XFhYdAo
>>872
依頼忘れなきゃそれでおk
何の問題もない


874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/01/21(土) 22:09:28.47 ID:Fm8w6/Rho
>>873
でも1000いったスレッドはhtml化されるわけで、途中から新スレだけ読む人には何が何だかわからないのでは?

まあでもできるだけこのスレに収めるよう頑張ります。

以下略



875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県)[sage]
2012/01/21(土) 22:17:00.48 ID:lQ4qw7010
こちらに次スレ、向こうに前スレのURL書いとけば無問題


876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/01/21(土) 22:19:15.38 ID:ovPmylhNo
いやいや。この登場人物で延々と2スレ目まで引っ張るんだよ
人はそれを少年ジャンプ方式と呼ぶ


877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/21(土) 23:09:40.49 ID:Fm8w6/Rho
案の定あたしの作業は20分以内には終了しなかった。妹友ちゃんは自分の作業を終えて手持ち無沙汰に友だちと何か話をしているようだった。
本当は妹友ちゃんにこれをお願いするのは嫌だったんだけど、今日こそはお兄ちゃんと一緒に帰りたかったあたしは妹友ちゃんにお願いした。

「妹友ちゃん」

以下略



878:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/21(土) 23:10:57.24 ID:Fm8w6/Rho
あたしがようやく後片付けを終えて校門の前に駐車している見覚えのある車に駆け寄った時、車の中で助手席に収まった妹友ちゃんとお兄ちゃんが何か楽しそうに話をしている様子が最初に目に入った。

何となく妹友ちゃんは後部座席にいるものだと思っていたあたしは少しだけショックを受けた。

「待たせてごめんね、妹友ちゃん」
以下略



879:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/21(土) 23:13:38.40 ID:Fm8w6/Rho
・・・・・・その後、妹友ちゃんの家に着くまでは主に妹友ちゃんがお兄ちゃんに話しかけ(というよりはお兄ちゃんのことを一方的にほめたて)、お兄ちゃんがそれに答えるという会話がずっと続いた。あたしはほとんど口を出さずに2人の会話を聞いていたけれど、妹友ちゃんのどこまで本気かわからない好意に応えるお兄ちゃんの本心もよくわからなかった。戸惑っているようでもあり軽くいなしているようでもあり。

やがて車が妹友ちゃんの家に着くと、妹友ちゃんは丁寧にお兄ちゃんにお礼を言いあたしにはまた明日ねと声をかけて家の中に入って行った。
ほとんど一人で喋っていた妹友ちゃんがいなくなると、急に車内は沈黙に包まれた。

以下略



880:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/21(土) 23:15:33.82 ID:Fm8w6/Rho
「おまえはいいのかよ?」
お兄ちゃんがあたしに聞いた。

「何?」
何を言い出したのだろう、お兄ちゃんは。
以下略



881:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/21(土) 23:18:41.51 ID:Fm8w6/Rho
お兄ちゃんは再び車を走らせた。ハンドルを握っているお兄ちゃんは学校のどの男の子より格好よく思えた。少なくともあたしにとっては。

そのうち、あたしは何か奇妙な感じに襲われた。
それはよく学校とか街中では感じることがあるあの視線と一緒だった。
あたしはあたしの身体をチラチラ眺める視線に気がついたのだ。
以下略



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