142: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/17(土) 19:54:26.95 ID:WQRy4XBgo
「え? 何でだろう」
まどかは悪い子ではないのだが、どこか間のぬけたところもある。そう、播磨は思った。
(そこも可愛いんだけどな……)
そう思うことも忘れていない。
「ところで――」
播磨はあることに気が付き、話題を変える。
「ん?」
「まどか、この前一緒にいた、アイツはどうした」
「アイツ?」
「ほら、髪の短い」
「あ、さやかちゃん?」
「あ、おう」
「ええと、今日も用事があるって早く帰っちゃった」
美樹さやかのことを語るまどかの表情はどこか寂しげだ。
「そうなのか」
「うん」
播磨は少し迷ったが、あの日の夜のことを話してみることにする。
「そういえばよ」
「なに?」
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