143: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/17(土) 19:55:09.40 ID:WQRy4XBgo
「その、美樹さやかを夜中に見たんだが」
「え?」
「その、何て言うか、お前ェらと同じ中学の生徒と一緒にいたんだ」
「そ、そうなの?」
まどかは動揺している。
「確か名前は巴マミ」
「……」
俯くまどか。
「鹿目さん? どうしたの?」
隣にいるほむらが心配そうに声をかける。
播磨にとってまどかとの付き合いは短いが、彼女が平気でウソのつける人間では
ないことはよくわかっている。
「何か知っているのか? あいつらは夜中に何をやってる」
「……ごめんなさい、わからないよ」
何かを隠しているような口ぶりだった。
「播磨さん」
ふと、ほむらが播磨のほうを見る。
まどかを気遣っているのがよくわかる。
「悪いな。だが、和子やお前ェの家族も、まどかのことを心配してるんだぞ」
「……」
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