614: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/16(月) 19:35:18.79 ID:FwuKrF9no
「あなたが私を呼んだの?」
まどかは、その白い生物に語りかける。
さやかもその生物をよく見てみると、猫のような外見をしていると思った。
けれど、猫よりも大きな尻尾を持っており、耳の辺りから長い毛のようなものが生えている。
「まどか!」さやかは呼びかける。
「ほら、おいで」
まどかが両手を広げると、その白い生物はピョンピョンと飛び跳ねるようにまどかのもとに
やってきた。
「こっちに」
そしてまどかは、その白い生物を抱き上げる。
「ほら、行くよ」
さやかはまどかのその一連の行為を見守った後、その場から逃げることにする。
しかし、
「くっ!」
目の前には、巨大な目玉のような不気味な生物が立ちはだかる。
明らかにヤバイ雰囲気だ。
以前、野良犬に睨まれたことがあったさやかだが、その時と同じ、いや、それ以上の緊張感を
味わっている。
「これはマズイかも」
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