236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:13:23.13 ID:hECzvffYo
ただし、現実は全く甘くなかった。
初めて戦う敵としては、どうやらこの魔女は、破格に強かったらしい。
影の密度はいつまで経っても衰える気配を見せない。
地面を走って近付く事はおろか、そもそも回避行動を続けるだけで精一杯だった。
237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:14:18.00 ID:hECzvffYo
「余所見してんじゃないよ」
238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:15:44.28 ID:hECzvffYo
「杏子ちゃん、すごいね」
「そりゃどーも、伊達に長く戦ってないから」
239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:17:27.89 ID:hECzvffYo
声にならない声が口から漏れ出る。
影の嵐は止んでいた。
影は形を貰い、まるで生きているように木の枝の体を取って蠢いていた。
240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:18:00.62 ID:hECzvffYo
でも、杏子ちゃんはまだ辿り着いていなかった。
斬り落としたのはさやかちゃんだった。
左腕だけで器用に剣を扱い、四方から襲い掛かった黒い蔦をバラバラにした。
241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:19:05.52 ID:hECzvffYo
「まどか、杏子、ケガない?」
242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:19:58.65 ID:hECzvffYo
「痛くないんだ。でも、寒いとか、何かが抜けていくとか、そういう感覚はあるんだ」
243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:20:38.60 ID:hECzvffYo
「そんなこと、ない」
244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 01:21:46.78 ID:hECzvffYo
第十回、以上となります。
それでは。
245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/08(日) 08:59:22.08 ID:ln7FRcEyo
乙
まどかが思い出そうと頑張るほどバッドエンドに加速していく気が
出発点の時点でほむら消してるから仕方ないのか
246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[sage]
2012/01/08(日) 10:08:31.88 ID:timkrzCy0
乙
詰んでるな。
428Res/302.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。