279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:44:39.16 ID:HSNU4VB3o
光の軌跡がソウルジェムの周りで模る図形は、円。
粒子はある距離までしか近寄れず、ソウルジェムを取り囲んでいる。
ソウルジェムと光子の間に色の無い空白地帯があり、それが侵入を拒んでいるような形。
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:45:39.78 ID:HSNU4VB3o
それは確かに道理。
でもなぜか、わたしの口は異論を唱える。
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:47:04.68 ID:HSNU4VB3o
それでも、力を落とす事はしない。
進むべき道は分かったんだから。
あとはただ、そこに向かって突き進むだけ。
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:47:31.11 ID:HSNU4VB3o
「これが現実だ」
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:49:02.12 ID:HSNU4VB3o
「ううん、違う」
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:52:39.57 ID:HSNU4VB3o
「だってさ、願いが叶わないなら、魔法少女にもなれないんでしょう?」
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:53:21.41 ID:HSNU4VB3o
「だからわたしは、絶望なんてしない」
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:54:24.83 ID:HSNU4VB3o
果てたはずの力はすべて、増幅して舞い戻っていた。
壁を壊すのにありったけの力を使ったけれど、壁の中には文字通り力の源が眠っていて。
あなたの記憶を取り戻す度に、あなたの存在をこの世界に取り戻す度に。
わたしの力もまた、わたしの因果もまた、取り戻されていく。
287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:55:07.76 ID:HSNU4VB3o
喜びがあった。
怒りがあった。
哀しみがあった。
楽しみがあった。
288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/09(月) 22:55:38.31 ID:HSNU4VB3o
「ここまで来たよ」
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