398:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/12(木) 23:04:54.83 ID:Z92gKdK4o
ただ、一番乗りを譲るつもりはない。
後ろからほむらちゃんを抱きしめて。
「ほむらちゃん、一人じゃないよ」
「わたしも一緒に、背負うから」
続いたのはマミさん。
正面から、ほむらちゃんを窒息させてしまいそうなほど。
「立派になったね、暁美さん」
「ずっと一人にしちゃって、ごめんね」
さやかちゃんは右肩に手を置いて。
その手に力を込めて。
「転校生とは呼ばないよ、ほむら」
「ごめんね。あたしあんたのこと、ずっとずっと誤解してた」
最後に来たのは、杏子ちゃん。
笑いながら左肩を掴んで、揺さぶって。
「随分と丸くなったもんだ」
「胸張れよ。守りたいもの、守れたんだろ」
まだほむらちゃんの顔はぐしゃぐしゃだったけど。
もう泣いてはいなかった。
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