過去ログ - まどか「世界を!」ウテナ「革命する力を!」
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◆ctuEhmj40s
[saga]
2012/01/05(木) 22:17:57.19 ID:thPNFkWS0
「ああ、いたいた。幹! こんなところで何をしているよ」
そこで、幹の言葉を遮るように、けたたましい声が校舎の方から飛んできた。
驚き、何事かとまどか達がそちら方の見ると、小さい少年を一人携えた少女がずんずんとこちらに向かってきていた。
「七実じゃないか。石蕗くんもこんにちは」
石蕗、と呼ばれた少年はウテナにペコリとお辞儀をした。
小さい子はどうやら初等部の子のようだ。
弟のタツヤが少し大きくなれば、この子のようになるのだろうか。
まどかは、見滝原にいる弟のことを思い出した。
考えてれば、タツヤと離れたのは初めてだ。そのうち、電話をしてみるのもいいかもしれない。
対して七実と呼ばれた少女は、物凄く不機嫌そうな顔をしていた。
薫幹と同じく、他の生徒とは違った制服を着ている。彼女も生徒会の人間なのだろうか。
しかし、幹とは違い物腰柔らかな態度ではない。
まどか達には目もくれず、ただウテナを鋭く見つめていた。
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