過去ログ - オーフェン「クリスマスぅ……?」
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90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 20:32:46.14 ID:WL+XAuK/o
真正面。そこに彼はいた。
野暮ったい眼鏡と同じく野暮ったいチェックのシャツ。
小太りの身体を震わせて、どうやら笑っているらしい。
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 20:33:12.41 ID:WL+XAuK/o
目に入ったのは、太い竹三本を斜めに切り束ねた代物だった。
何やら飾り付けられて妙に華やかに見える。先ほどの眼鏡の言葉によると名前は"門松"。
その鋭利な先端がオーフェンを捉え――
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/11(水) 20:33:48.24 ID:WL+XAuK/o
ここまで
あと一投下ほどで終わるはず
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/01/11(水) 21:40:40.62 ID:M31vGCRPo
またこいつかwwwwww
もう新しいレギュラーにしてしまえww
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 22:41:40.66 ID:WL+XAuK/o
走り抜ける背後で、いくつもいくつも激突音が連なって轟く。
幸いにして通りは広く逃げる場所に苦労はしないが、野次馬を巻き込まないようにするにはあまり派手に動けない。
耳や頬をかすって飛び去る門松の破片。
数秒もしないうちに限界はきた。
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 22:42:21.97 ID:WL+XAuK/o
背後から破裂音。
魔術で防御も出来ないではない。だが、それは一時的な処置にしかならない。
「く!」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 22:42:59.70 ID:WL+XAuK/o
子供のようなその人影は、がばりと立ちあがって、こちらに指を突き付けた。
「この極悪借金取り! ついに俺様殺害計画に乗り出したと言うところか!?」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/11(水) 22:44:18.10 ID:WL+XAuK/o
鋭い閃光は地人と門松を押し流し、そのまま眼鏡の男に殺到した。
「オウフ!?」
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/11(水) 22:44:54.95 ID:WL+XAuK/o
一休み
あともう一息
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/12(木) 00:18:48.99 ID:T/gxrC/8o
「うーむ……」
数ブロックほど歩いて到着した先は、時計塔のある中央広場だった。
過去、どうやってだかキースによってこの時計塔の上に運ばれたこともある、その広場である。
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/12(木) 00:19:35.78 ID:T/gxrC/8o
「我は放つ光の白刃!」
広場のフェンスの一つが衝撃によって吹き飛ぶ。
オーフェンはそれを確認し、そこに"飛びこまなかった"。
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