過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
1- 20
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 18:11:08.51 ID:XuXAOnwx0
式「・・・なあトウコ、あいつ殺していいか」

橙子「さっきも言ったでしょう。ダメ。あとアレの死を視るのもやめなさい」

あのおじさんは階段から現れるなり何かを叫び、勝手に足を滑らせて階段を転げていった。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 19:30:10.60 ID:XuXAOnwx0
式「記憶を覗いたのならオレをつけてきた理由もわかっただろ。いったい聖徳太子様がオレに何の用があるってんだ」

橙子「理由は単純。アレが式をつけた理由は後姿、正確には後ろから見た上半身の色が小野妹子に似ていた。それだけ」

なんだか聖徳太子に関する尊厳というか威厳が崩れてきた。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 20:40:30.28 ID:XuXAOnwx0
義手の調整を終えた後、唐突にドライブに誘われた。"地脈との相性が強いところ"とやらに向かっているらしい。
トランクには工房から出した大きなバックとジャージの荷物が積んである。

式「で、オレを残した理由は何だよ。コレを元の場所に戻すなんてできないぞ」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 22:28:31.98 ID:XuXAOnwx0
式「なるほど。で、どうするんだ。人気の無いところで消すのか」

橙子「いや、いまさら消したところで意味が無い。もうコイツはこの世界に在ってしまったのだから」

世界は密閉されたグラスのようなものだという。歴史が水でグラスが世界。余分なモノが入る隙間は無い。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 22:31:25.40 ID:XuXAOnwx0
今日はここまでです

気になる点があれば指摘してくれるとたすかります

では


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/17(火) 00:19:01.62 ID:kBP2DyYG0
式「ったく、オレちゃんと帰ってこれるんだろうな」

橙子「ああ、その点は問題ない。お前は肉体の純度が高いからな。
   どの世界もお前を受け入れるが、お前という異物を受け入れる余裕のある世界は無い。安心して帰って来い」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/17(火) 00:38:53.45 ID:kBP2DyYG0
幹也「あれ、どうしたんですか?」

買出しから帰ってきたら橙子さんが机に突っ伏していた。長い間ここで働いてきたけど、こんな姿は見たこと無い。
眼鏡を外しているのに生気も覇気も無い。出かけている間に何があったのか。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/17(火) 00:40:20.38 ID:kBP2DyYG0
今日はここまでです

次回から別世界にいきます

では


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/17(火) 00:49:32.88 ID:Fkps16Jyo
幹也可哀想すぎワロエナイ…
プロポーズ邪魔されて挙句の果てに式は他の男と旅行で、しかもその事実を知らないのか…


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/17(火) 10:07:40.53 ID:kBP2DyYG0
幹也は連れて行きません。といより行けません
彼が一緒に行ったらすぐに鍵を見つけてしまうからです
橙子さんが疲れている理由もあとで明らかになります
渡る世界はメルブラ、ホロウを基にしています

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/01/19(木) 16:42:50.44 ID:eBh5mJOM0

連れてってほしいけど黒桐は探し物に関してはチートだからね
まあ無理か


203Res/177.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice