165:にゃんこ[saga]
2012/02/25(土) 19:48:14.95 ID:60mH76PP0
「これを澪ちゃんに公開されたくなかったら勉強しなさいよ」って、
途轍もなく意地の悪い笑顔を浮かべてた母さんの顔を思い出すと、未だに寒気がするぜ……。
こんな作文、澪に見せられたらどうなるか分かったもんじゃない。
多分、十発くらい澪に殴られるな……。
流石にこの作文を覚えてるって事は無いだろうけど、もしも覚えてたらそれも困る。
166:にゃんこ[saga]
2012/02/25(土) 19:49:28.65 ID:60mH76PP0
騒音の方向に急いで視線を向ける。
騒音の正体はすぐに見つかった。ムギの五メートルくらい後方……。
私達の姿に気付いていないのか、速度が全く落ちていないトラックが……。
167:にゃんこ[saga]
2012/02/25(土) 19:53:42.82 ID:60mH76PP0
今回はここまでです。
澪が出てないのに澪の話になりました。
話もやっと進み始めました。よろしくお願いします。
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/26(日) 08:31:48.21 ID:MWm6YfAIO
乙!
前作も楽しく読ませて頂きました!
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/02/27(月) 01:33:16.97 ID:mvFHpprho
おお・・・少し話が動いた
170:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:07:36.43 ID:gcrOS0dK0
何が起こってるんだ……?
これは私の願望が見せた夢なのか……?
どっちが現実で、どっちが夢なんだ……?
頭が混乱する。
171:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:08:12.25 ID:gcrOS0dK0
だから、言った。
辛そうな表情のムギの両肩を掴んで、真正面から瞳を覗き込みながら伝えた。
「いいんだよ、ムギ。
172:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:08:47.10 ID:gcrOS0dK0
それについては私も無責任な事は言えなかった。
生き物の姿を見たのが自分一人だけなら、夢や妄想だって事で片付けられた。
夏の熱が見せた蜃気楼って事にしても問題無いくらいだ。
でも、ムギも見てるとなると、話は全然変わってくる。
異常事態の中に起こった異常事態とでも言うんだろうか。
173:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:09:32.38 ID:gcrOS0dK0
「ああっ!
りっちゃん、大変!」
「ど……、どうしたんだよ?」
174:にゃんこ[saga]
2012/02/27(月) 20:10:06.29 ID:gcrOS0dK0
「うん……、大袈裟なのは分かってる……。
だけどね、感染する可能性はあるんだよ……?
それは一万分の一くらいの可能性かもしれないけど、
例え一万分の一の可能性でも、私、耐えられないよ……。
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