179:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:39:35.08 ID:S33VmCS70
「うん……、うん……っ!
そこがいい……。そこがいいよ……っ!
すごく気持ち良い……っ!」
180:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:40:05.34 ID:S33VmCS70
「……マッサージですか?」
「そうだよ、分かってんじゃんか」
181:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:42:05.52 ID:S33VmCS70
とは言え、さっきまでの私の声は半分以上は本気だったりもする。
疲れてたせいもあるかもしれないけど、憂ちゃんのマッサージは想像以上に上手い。
前に澪に揉ませた時なんかとは比較にならないレベルだ。
澪のマッサージなんて痛いばっかだったよ、マジな話。
ん? あれは澪に罰ゲームで揉ませたから、
182:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:50:05.83 ID:S33VmCS70
今回はここまでです。
前回までの重い話が何処へ行ったんだったって感じですが、同じスレ主です。
またお付き合いお願いします。
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/01(木) 22:13:11.11 ID:LQB5dG9DO
乙です。
184:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:42:26.68 ID:3MkZB8Lw0
「純も何やってるのよ……」
不意に梓が呆れた表情で呟く。
梓の視線の先ではパジャマをはだけさせた純ちゃんがドーナツを食べていた。
185:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:43:28.67 ID:3MkZB8Lw0
……にしても、憂ちゃんのマッサージがこんなに上手いとは思わなかった。
プロクラスだぞ、これ。
いや、プロのマッサージを受けた事はまだないけどさ。
きっといつも家で唯にマッサージを頼まれてるんだろう。
だらけた唯を笑顔でマッサージする憂ちゃんの姿が目に浮かぶ。
186:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:43:54.95 ID:3MkZB8Lw0
梓が呆れた顔を浮かべて純ちゃんに言い放つと、
てへっ、ってさわちゃんみたいにして純ちゃんが舌を出した。
その姿は本当にさわちゃんとよく似ていた。
実は梓からのメールにあった話なんだけど、
純ちゃんが軽音部に入ってさわちゃんとの絡みが増えて、二人の行動がかなり似て来てるらしい。
187:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:44:21.47 ID:3MkZB8Lw0
その一瞬、私は見逃さなかった。
去年、修学旅行の京都土産にプレゼントしたキーホルダーが、梓の学生鞄に付けられてる事に。
梓がそれをまだ付けてくれている事に。
大切にしてくれてるんだな、ってすごく嬉しくなる。
私達五人揃って『け』『い』『お』『ん』『ぶ』になる、おそろのキーホルダー。
188:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:44:50.59 ID:3MkZB8Lw0
「憂ちゃんのマッサージ、気持ち良かったぞ。
そんなに溜息吐いてないでさ、後で梓もやってもらえよ。
憂ちゃんにマッサージしてもらえば、そんな気持ちも吹っ飛ぶぞ?」
189:にゃんこ[saga]
2012/03/04(日) 14:45:20.59 ID:3MkZB8Lw0
「ど……、どうしたんですか、急に……?
私……、謝られるような事、律先輩にされてないですよ……?」
「いや、無理するなって、梓。
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