過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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1: ◆1UOAiS.xYWtC[sage]
2012/01/19(木) 03:53:03.29 ID:QjgwlDIYo
前編 ex14.vip2ch.com
後編 ex14.vip2ch.com

勇者:文字通り。魔王を倒した後、淫魔の国の王になる。ムダに強い。
堕女神:淫魔の国の王の身の回りの世話をしている。態度が硬いが、実はキス魔。料理も得意な元・”愛”の女神。
サキュバスA:おちょくるような態度を取るお姉さんタイプのサキュバス。実はMの20942歳。
サキュバスB:精神年齢低めのサキュバス。王にガチ惚れしてて色々悩む。3418歳。
隣女王:隣国の淫魔を統べる女王。幼い姿のまま成長しない特性を持つ、褐色銀髪ついでに貧乳の15歳。真面目だが本性は……
魔王:最終決戦後、勇者を淫魔の国の王へと据えて消滅。
オーク:レイプ要員。空気も読める。
ローパー:触手要員。ちょっとだけ芸もできる。
隣国の淫魔達:幼女の姿で歳を取る。おしなべて殺人的に淫乱。サキュバスAがドン引きするレベル。


・本編完結後の後日談となります。
・色々オムニバス形式で書いていきます。前スレでのリクエストには、全てとはいきませんがお応えする予定です。
・毎日更新は多分できませんが、できる限り頑張ります。
・質問には可能な限りお答えいたします。ご指摘、ご感想お待ちしています。

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2: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:09:19.45 ID:QjgwlDIYo
就任から三年後、とある日


勇者「ワルキューレを捕まえた?」

以下略



3: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:10:23.35 ID:QjgwlDIYo
勇者「しかし、ワルキューレってかなり強いだろ。地下牢に大人しく入れられるのか?」

堕女神「大丈夫です。私が彼女の力をほぼ完全に封印いたしますので」

勇者「そんな事できんのか?」
以下略



4: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:12:45.74 ID:QjgwlDIYo
午後、勇者が昼餉を終えて少し経った頃に件の彼女が城へと到着した。
蝙蝠の翼を持つサキュバス達が、凛とした白い肌の戦乙女達を、強引にエントランスへと連れ込む。
表情は誇り高きワルキューレの矜持を崩さず、今なお闘志を湛えていた。
翼飾りのついたサークレット、黄金色に輝くキュイラス、脚甲と手甲も同様に、触れがたく神々しく輝いていた。

以下略



5: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:13:36.21 ID:QjgwlDIYo
ゆっくりと近寄るたびに、ワルキューレの顔が憎悪に歪む。
何がしかの意図があって淫魔の国へ潜り込んだ。
そこには、恐らく穏やかではない何かがある。

拘束され、膝をついて二人の淫魔に挟まれている彼女へ近づき、同じく膝をついて目線を合わせた。
以下略



6: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:16:01.68 ID:QjgwlDIYo
勇者「……堕女神」

堕女神「はい」

呼び寄せる必要もなく、勇者の傍らに立っていた。
以下略



7: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/01/19(木) 04:17:03.74 ID:QjgwlDIYo
ワルキューレ「やめろ!……クソ淫魔どもが!こんな事をしてただで済むと……!」

堕女神「…はしたないですね。……この状況で逃げられると、本気で思っているのですか?」

黒く輝く右手が、ワルキューレの口元を塞ぐ。
以下略



8: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2012/01/19(木) 04:20:36.11 ID:QjgwlDIYo
ワルキューレ「か……えせ……」

うわごとのように、彼女の唇が力なく動いた。

ワルキューレ「私の……力……かえし……て……」
以下略



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