過去ログ - 文才ないけど小説かく(実験)
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759:彼女たちの絆(お題:ロリ) 7/8 ◆HmfYvBHWkM[sage]
2012/07/29(日) 23:46:41.59 ID:8q5/v6ip0
 ――お姉ちゃん、準備はいい?
 ――大丈夫。ちょっと痛むけど。
 あうんの呼吸。
 私達だったら、きっとできる。そこに血のつながりなんて関係ない。
「同じ人間なのに、酷い話だろう?出生で全てが決まってしまうなんてな。……お姉ちゃん達の戦いぶりは監視カメラ越し
以下略



760:彼女たちの絆(お題:ロリ) 8/8 ◆HmfYvBHWkM[sage]
2012/07/29(日) 23:48:25.42 ID:8q5/v6ip0
 十五歳の妹は荒い息をついていた。頬が上気し、雪のような白い肌がピンクに染まっている。
 八歳の妹はぶるぶると震えていた。私はそんな妹を体全体で包み込むように抱きしめる。
 標的は仕留めた。後は後始末をして、この場から離れれば仕事は終わり。けど……
「おねえちゃぁん……こわいよぅ……まりなおねえちゃんがこわいよぅ……」
 茶色い頭をなだめるように、愛しむように撫でる。震えが体に伝わってくる。
以下略



761: ◆HmfYvBHWkM[sage]
2012/07/29(日) 23:49:00.31 ID:8q5/v6ip0
以上です、ありがとうございました。


762: ◆xaKEfJYwg.
2012/07/29(日) 23:50:31.30 ID:Db1iNYyKo
ごめん投票貼るタイミング分からなかった
ID:UA0tzlJN0氏
投下どうぞー




763:若さゆえ(お題ロリ)1/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:52:43.72 ID:UA0tzlJN0
 駅前のロータリーを東に抜け、閑古鳥の鳴くシャッター街を横目に脇道に入るとその店はある。
 骨董と書かれたのれんに怪しげな香りのする店だ。
「こんにちわー」
 僕は躊躇いもなく、それこそ慣れ親しんだ友人の家に入る程度の感覚で扉を開けた。
スライド式の扉はすんなり開き、物々しい飾りが立ち並ぶ店内があらわになる。
以下略



764:若さゆえ(お題ロリ)2/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:54:52.91 ID:UA0tzlJN0
「『退化の薬DX』! こ、これだ!」
 時は平成。幼い少女に恋をしてはいけないという雁字搦めの鎖の中唯一辿りついた聖なる希望。
 合法的に幼女と付き合う事ができる霊薬!
 この寂れた商店街でこの店が生き残っている理由は唯一つ、需要があるからだ。
「いいですか? よく用法を聞いて下さい。この薬は必ず合意を得た上で使用して下さいね?
以下略



765:若さゆえ(お題ロリ)3/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:55:50.84 ID:UA0tzlJN0
 かく。
「素晴らしいプロモーションだ」 
 かく。
「でも……」

以下略



766:若さゆえ(お題ロリ)4/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:57:38.57 ID:UA0tzlJN0
 もうなんかやばい。人としてのやばさもそうだけど、なんか空とか今なら飛べる気がする!
「ねえお兄ちゃん! 次は何を着るの? それとも違う事して遊ぶ?」
 マホさんの言葉で現実に戻る。しかし、次の瞬間ふと思った。
 次、次は何をするんだ? 俺は半分騙したように彼女を幼女に変えて、付き合うつもりでいた。
 付き合う、か。この年頃の女の子に付き合うという概念は果たしてあるのだろうか? どう説明する。
以下略



767:若さゆえ(お題ロリ)5/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:59:00.93 ID:UA0tzlJN0
だから私に出来る事は何もないのでご安心を」
 そう言って、本日二度目の溜息をつくマホさんは吐き捨てるように言った。
「で、私に薬かけて楽しいですか? これが君の望んだ状況なんですか?」 
 僕は再度言葉に詰まる。死にたい。なんかとっても死にたいです。
「私は元に戻りたいのですが、いいですよね?」
以下略



768:若さゆえ(お題ロリ)6/7 ◆InwGZIAUcs
2012/07/29(日) 23:59:58.95 ID:UA0tzlJN0
「ふ、僕もだてにマホさんのファンをしていただけではないぜ!」
 そう、僕も簡単な魔法なら使えるのさ! 見て驚け!
「グレートウィンドウ!」
 足首の辺りにちょっとした旋風が巻き起こる。
 しかし、そんな俺の究極魔法を見て半眼になったマホさんは淡々とこう告げた。 
以下略



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