過去ログ - 男「勇者がいても、世界は何も変わらない」
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20: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/03(金) 23:44:34.58 ID:XE+6NAZdo
――商店街

商人「あれっ、男のダンナ! そっちのカワイコちゃんはどなたで?」

男「ああ、コイツは――」
以下略



21: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/03(金) 23:45:36.03 ID:XE+6NAZdo
商人「コイツを作ってた鉄の国ってのァ、もう滅びちまってんですよ」

男「な――」

商人「鉄の国は、近隣の水の国と仲が悪かったんですがね。何でも工業用水がどうとかで揉めてたんです」
以下略



22: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/03(金) 23:46:03.22 ID:XE+6NAZdo
男(鉄の国の記事は……あった、これか)

俺は商店街を離れ、公共図書館に足を運んでいた。

男(水の国と戦争を開始し、大量の武装兵を送り込むも――)
以下略



23: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/03(金) 23:47:44.63 ID:XE+6NAZdo
――…‥

女騎士「――私はな、戦争で前線に配属されていたんだ。小隊のトップに立つぐらいの実力はあったんだぞ」

女騎士「今となっては、その戦争が正しかったのかすら、私には分からない。だが……帰る場所がないというのは、とても辛いことだ」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/04(土) 01:49:57.88 ID:1m9f6wqIO
見てるぜ


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/02/04(土) 05:56:35.97 ID:x82zn3ARo
読んでしまった。おもしろそう。


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/04(土) 08:34:21.14 ID:hACeYsUIO
絵師様(笑)が沸かんことを


27: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/04(土) 15:08:56.87 ID:UtMD2riSo
男「………」

記事を棚に戻し、席を立つ。

男「帰る場所……か」
以下略



28: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/04(土) 15:09:40.30 ID:UtMD2riSo
男(もう家か。考え事をしていると早いな)

女騎士「……! 男」

男「あっ、そうか。部屋の鍵がないから入れなかったのか」
以下略



29: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/04(土) 15:10:29.85 ID:UtMD2riSo
――夜

ギイッ パタン

男「ただいま」
以下略



30: ◆6ype9/FYBU[saga]
2012/02/04(土) 15:10:55.06 ID:UtMD2riSo
――…‥

男(……眠れんな)

女騎士「………」スー スー
以下略



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