317:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/13(月) 20:27:29.93 ID:3SORN3Q00
冷静に諭され、ゼマルディは口をつぐんだ。
ウェイトレスがジロジロとフードを被りピエロのマスクをした彼を見ながら、ドクの前にお代わりの酒を置いて去っていく。
白衣の青年は二杯目に口をつけながら、少し考えて口を開いた。
「まーでも、キミは俺の命の恩人なわけだし、友人なわけだし。考えてみるよ。ちょっと待っててくれな」
「ホントか!」
「興奮するなよ。男一代、約束は守るよ」
軽い調子でそう言って、彼は安心したように息を吐いて肩を落としたゼマルディを見た。
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