325:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/13(月) 20:37:10.04 ID:3SORN3Q00
珍しく端的に突き放し、ゼマルディは左手で自分の額を抑えた。そして無事な方の目を指先でコロコロと転がす。
「まぁ、問題はだ」
記事を畳んでポケットに入れ、ドクは続けた。
「こういう惨殺事件が段々ここに近づいてきているってことなんだ。俺は君たちベルチェアのことを一応一通りは学んだつもりだったけど、どうも常識じゃ推し量れないみたいだ。一度そいつは君に負けてるんだろ? 何でここまでして追いかけてくる?」
「……」
「もう三回もドームを移転してるんだぞ。何故こいつはいちいち方向を変えて追尾して来るんだ?」
「……」
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