387:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/15(水) 20:22:46.75 ID:EmuY6hvN0
いつの間にか、顔面が蒼白になっていた。
それは反応。
そう、紛れもない単純な反応だった。
心臓が破裂するのではないかというくらい激しく脈動していた。
それはルケンにとって、産まれて初めて感じたモノだった。
凄まじい臭いだった。
悪臭、腐臭、死臭。
それら全てを煮詰めて濃縮したような、とてつもないヘドロの臭いだった。
それが不意に体全体を包んだのだ。
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。