486:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 19:05:04.50 ID:rIc6JsyG0
「畜生……畜生あの……野郎……!」
爪が歯軋りをする。
その手の束縛を解き、愛寡は爪の頭を強く抱きしめた。
胸に顔が押し付けられ、爪は一瞬きょとんとした後、真っ赤になった。
途端、部屋全体の振動が止まった。
「爪……爪、聞いて……」
愛寡は、しばらくして、涙を流しながら彼に囁いた。
「私の、大事な人が……また、いなくなっちゃった……」
979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。