651:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/21(火) 17:09:16.59 ID:mkVHEDB80
そして椅子を鳴らし、燐の方に体を向ける。
「接続ガ変わるト、記憶領域ノバックアップができナイ」
「あ……私……私、燐と言います。あなたは……?
助けてくれたんですか? ここはどこですの?」
「…………」
感情の読めない鉄のような目で一瞥され、燐は口をつぐんだ。
功刀は立ち上がると、いつの間にか出現していたコートかけから
、燐が持っているものと同じコートを外し、体に羽織った。
「それはヤル。人間ノ身には寒いカモしれないカラナ」
「ここは……」
「……どこからキタ?」
端的にそう問いかけられ、燐は口をつぐんだ。
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