過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
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683:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:30:36.98 ID:oI7jiOK60
たとえ消えてなくなってしまったとしても、
誰も同情なんてしてくれない。

あるのは嘲笑。
哄笑。
以下略



684:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:31:09.16 ID:oI7jiOK60
だから。
そう、思い続けて生きていた。

その思いは今も変わらない。

以下略



685:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:31:53.19 ID:oI7jiOK60


「それじゃ……だから虹さんは、あなた達のことを恨んでいるのですか?」

燐がわななきながらかすかな声で呟く。
以下略



686:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:32:36.80 ID:oI7jiOK60
「そんな……どうしてそんな酷いことが言えるんですの?」

燐に食って掛かられ、しかし功刀は表情を変えずにまたコーヒーをすすった。

「人核分裂ヲ起こシテなお、
以下略



687:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:33:22.10 ID:oI7jiOK60
「そのママの意味ダ。俺は昔BMZ核ノ暴走により、
精神分裂ヲを起こした。
兄弟ガ、俺の無事な方ノ意識をサーバーにアップロードして、
BMZ核をアンドロイドボディに移植した。それが、今の俺ダ」

以下略



688:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:34:00.60 ID:oI7jiOK60
「…………」

「だから俺は、崩れた人格ヲ切り離しテ、
マリオネットロイドと同じ存在ニナッタ。
俺の本質ハ、ニンゲンではなく、データだ」
以下略



689:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:34:32.57 ID:oI7jiOK60
「どこに行きますの?」

問いかけられ、彼はコーヒーカップをテーブルの上においてから言った。

「敵を倒しに行ク」
以下略



690:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:35:34.74 ID:oI7jiOK60


やはり、時が離れていた。
自分が記憶している時間よりも、三年は経っている。

以下略



691:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:36:54.65 ID:oI7jiOK60
いぶかしげに、少し離れた場所で
バイクに寄りかかって座っている虹を見て、
リーダー格の男がマルディに言った。

「で……マルディとやら。あの子とお前は、
以下略



692:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:37:42.05 ID:oI7jiOK60
余計なことは言わない方がいい。

無駄な争いをすることを、マルディは好まなかった。

それより現状をちゃんと認識して、
以下略



693:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/23(木) 19:38:32.41 ID:oI7jiOK60
「しかし……一概に信じられねぇな。
魔法使いが魔法使いと争いを起こしてるなんて、聞いたことがねぇ」

「本当のことだ。俺達は、このドームにいるハイエイトを殺すために旅をしてる」

以下略



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